備忘録1…自宅敷地内でノラ猫ちゃんが出産 | R129 エメブラSL320な今日この頃♪

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ノラ猫の仔猫保護から仔猫譲渡、親ネコの不妊手術まで綴ってみます。その2へ→

【7月初旬】
自宅裏でミャーミャー鳴き声がする。捜索してみるも姿見えず。時々ウチに来るノラ猫、通称マメ(18ヶ月位)がシャーと威嚇、お乳が張っている。ウチは2階吹抜けテラスに飼い猫を出している事もあり、何かと外猫が寄って来る。

【7月上旬、生後推定1週】
 自宅裏に行くと、隣家の敷地にマメが仔猫4匹を授乳し、相変わらず威嚇してくる。

【7月中旬、生後2週】 
 自宅ガレージ、車の下に住み着く。自宅前の道は車通りが多い。自宅の車も出し入れが出来ない。さてどうしたものか。自宅では完全室内猫6匹(全て保護猫)がいる。新たに5匹を家ネコとして受け入れる程、豪邸では無いし財力もない。

 自然の摂理、自然淘汰に任せることも考えた。しかしネコは年3回、其々4匹程度生む。生まれた半分はメス猫。それがネズミ算(ネコ算?)で増え、色んな苦労をしている地域もあると聞く。人間のエゴではあるが、増え過ぎはネコ、人間、地域にとって良いことではないと思った。

 生後~2ヶ月の仔猫は里親様が見つかる可能性は高い。仔猫も早く新しい環境に慣れる事が出来る。考えた末、仔猫は譲渡、マメは不妊手術後、地域ネコとしてウチの軒先を貸すことにする。

 とりあえず仮住まいとしてダンボールハウス提供と餌付けすることにする。ある程度手懐けないと保護も出来ないし、人間は安心だという事を植え付けないと譲渡出来無い。

 ウチから排除するのは簡単だ。食事を与えなければいい。仔猫を引き連れ、何処かに行く。しかしその大移動の際、仔猫や人が不幸な事になってしまう事がある。そして先の地で繁殖してしまう。

 生き物は母乳で育った方がいい。親ネコの母乳は1ヶ月程度しか出ない。病気への抵抗力、免疫力がつく。親ネコや兄弟ネコがいれば躾も身につく。小柄なマメの体力を考慮し、仔猫には母乳に加え、ウェットパウチ、栄養補助食とビタミンを与える。人馴れさせる意味合いもある。マメにも栄養価の高い子猫用の食事とビタミンを与える。

 先の通り、譲渡を選んだ。マメにとっては初めての子。子猫が仔猫を産んだ様なものだ。授乳は母体から大変な体力と栄養を取られ、子を外敵から守るというストレス下に置かれる。まず母体のマメが心身とも健康でないと仔猫も安全健康でいられないのだ。

 翌日、自宅ガレージを掃除中、ワンちゃん散歩で通りかかったMさんに声掛けられる。車の下をチョロチョロ動き回る仔猫を見て

Mさん「仔猫ですか?可愛いーですねー」

 Mさんも中々可愛い。「貴女も可愛いですね」というおやじギャグはセ○ハラになるので心の中でつぶやいた。これまでの経緯と仔猫達の行く末を立ち話する。自宅敷地内、車の出し入れに支障が無い雨風がしのげ、蚊対策と仔猫脱走対策を施した安全な一坪程度の区画に引っ越し頂く。

【7月下旬、生後3週】
 大型ケージに入れてみるも、常時閉じ込めはマメ、仔猫のストレスになるようだ。だが室内ネコになるには人馴れとケージは登龍門、まずケージに慣れさせる為、開け放しにし、中にオモチャ、小さいダンボール箱と食事を置いた。

 猫はダンボールが大好きだ。爪研ぎ、遊び場、隠れ家、寝床になる。仔猫は少しずつ足腰がしっかりしてきた。システムトイレを設置、早速使っている。トイレ躾は完璧だ。