あっという間だった気がします。
私が見てきた10年、きっと周りから見たらHey!Say!JUMPって若者の集まりで、ゆとりで、苦労なんてしてない。推されたから売れた。そんな風に思われてる。
でも私はそう思いません。
平坦な道じゃなかった。
これ大体のアーティストのファンが言うと思うんですけど(笑)
覚えてるよ。たくさんのこと。
売れる未来なんて見えなかった。
イマイチって感じの時間が長かったね。
Hey!Say!7がHey!Say!JUMPになって、Ya-ya-yahが事実上解散した。
Jr.期間が短いメンバーも多くて、トントン拍子でデビューしたHey!Say!JUMPは沢山の敵を作った。
本人たちもきっと元のグループでデビューしたかったはずなのに。
雄也が「ごくせん」に大抜擢された。
挿入歌も歌った。
この頃は高木雄也が1番売れるだろうと思っていたし、世界で1番かっこいいと思っていた。
そのすぐ後、有岡、山田、裕翔、知念でドラマ「スクラップ・ティーチャー」が決まった。
主題歌も決まった。
「真夜中のシャドーボーイ」が発売された頃、知念くんがメイキングで「1番嫌われてるのは裕翔」って言ったって疑惑が出て。
「知念侑李」って検索すると、性格悪いって出てきた時期がありました。
真相は闇の中だけど、確実に仲良くはなかった(笑)
でも「仲良い」って言ってたね。嘘つきだなーって思ってたよ(笑)
それから2009年は1枚もCDを出せなかった。
この頃は解散疑惑が出てました。
私も解散するんじゃないかって思ったよ(笑)
しかもNYC boysが結成されて。
これもボロクソ言われたね(笑)
2010年にはやっとアルバムが出せました。
JUMP No.1
今でも覚えてるよ。七夕の日発売だったね。
嬉しすぎて、発表されてから毎日日記に書いてた。
でもこの頃はまだまだ格差があって、作詞作曲をメンバーがしてる中、伊野尾くん、圭人、龍太郎だけは演奏だった。
今考えてもひどいよね。伊野尾くんと圭人は楽器ができるからまだいいとして、龍太郎に至ってはタンバリンだよ?(笑)タンバリンって(笑)
2011年。
この年は私が高校生になってやっとコンサートに行けるようになった年でした。(それまでは親に禁止されてた)
「勇気100%withHey!Say!JUMP」5/4の昼公演。
私の初めてのコンサート。
圭人がテストでいなかった初めてのコンサート。
メンバー不在のコンサートなんてありえる?(笑)
今だったらありえないよね。
そして2011年6月。
Hey!Say!JUMP史上きっと1番大きな出来事。
森本龍太郎未成年喫煙、無期限活動停止。
絶望だった。
SUMMARYが決まっていた。
本当に絶望だった。
私は1度も10人揃ってステージの上で歌って踊るのを2017年現在、生で見れていない。
「次」がないかもしれないとこの時思った。
次こそは…って言っても次がないかもしれない。
その現実を初めて知った。
今でも6年経った今でも、Hey!Say!JUMPはこのことに対して沈黙を貫いています。
応えてくれない。答えてくれない。
むしろ龍太郎の話はタブー。
そんなファンの中での常識が、私は合わなかった。
過去は消せない。龍太郎のしたことも消せない。
でも同じように龍太郎がHey!Say!JUMPだったことは消せない事実。
ファンはなんで容認してるんだって私は思ってしまう。
去年かな、龍太郎が自分で言いました。
高校卒業と同時に事務所を去ったと。
逆にそこまでジャニーズ事務所に所属していた。
届いたかもしれなかった。
高校卒業までに何かもっと大きな行動を起こしていれば、辞めることは変わらなかったとしても、気持ちは届いたかもしれない。
大きな大きな後悔でした。
この件に関して、事務所に口止めされていてもされていなくても、Hey!Say!JUMPはずるいなーと思います。
龍太郎が1人で闘う。
いつもそう。
龍太郎が活動休止になった時、「一度仲間になったらずっと仲間だ」って、「はやくかえってこいよ」って言った。
言ったじゃん。
しょうがないと思う。事務所の力は絶大だと。
SMAPの件を見て、私にどうこうできる話じゃないし、Hey!Say!JUMPが闘える相手だとも思わない。
でも、誠意を、ファンに対して、待っているファンに対して、見せてほしかった。
6年も経つ前に。龍太郎が1人で闘う前に。
私は森本龍太郎に売れて欲しいと強く思っています。
Hey!Say!JUMPが無視できないくらい。
あいつ元メンバーなんだぜって言えるくらい。
Hey!Say!JUMPを超えてほしい。
ジュノンに出た。
大きな大きな第一歩だと思います。
欲を言えば、欲を言えばね、また同じステージに立ってほしい。
全員じゃなくてもいい。誰かとドラマで共演、とかでもいい。
長時間の同じ歌番組に出るとか、小さなことでいい。
10人が大好きです。
今もずっっっと。
絶対忘れない自信がある。
ベストアルバムのファン投票、10曲中7曲が10人の曲でした。
未収録が多いのはわかる。
でも嬉しかった。
龍太郎の声が入ってるか。きっと入っていない。
それでも嬉しかった。
嬉しかったけど、同時に大切な10人の曲が9人の曲になってしまうのが嫌だと思った。
10年の中に確実に森本龍太郎は存在していて、消せなくて、ずっと。
私はそれに苦しんできた6年でした。
大好きなのに。
大好きなのに、龍太郎がいない。
もどかしくて、悔しくて、哀しくて。
大好きなのに、なかったことにしようとする。
そんなHey!Say!JUMPが憎くて、でも大好きで。
好きは変わらないのに、なんでって気持ちがどんどん大きくなる。
龍太郎が辞めたって言うまで、私は帰ってくるって信じてました。
ツイッター、偽物でありますようにって思ってた。
本物だって認めたら、辞めたことが事実になってしまう。
でも、ZEROのファンミーティングに行って、この目で龍太郎を見て、この耳で龍太郎の声を聞いて。
あーもうHey!Say!JUMPじゃないんだなって。
でもきっと仲間だよねって信じるしかなくて。
バカなフリして、大好きだからファン!って割り切れればよかったけど、何事も考え込んでしまう性格なので、それができなくて苦しかったです。
知念くんは好きだけどHey!Say!JUMPは嫌い!っていう時期もけっこうありました。
でも不思議とファンにならなきゃよかったと思ったことは一度もありません。
あの時ファンになってよかった。
辛い時に頑張れたのは10人がいたからです。
だから10年ありがとう。
ジャニーズでいてくれてありがとう。
ずっと頑張ってくれてありがとう。
そして10年間お疲れ様。
あと何年グループが続くかわからない。
事務所が続くかもわからない。
それでも、知念侑李くんが大好きなHey!Say!JUMPが、私も大好き。
本当の10年に向けて。あと少し。
走り抜けてください。
10周年コンサート、私はまさかの落選をしてしまったので(笑)
どうしようかなと考え中ですが、10周年コンサートだけは絶対行く!とずっと思っていたので、外れて戸惑っています(笑)
でもどこにいても10年を祝ってます。
おめでとう。ありがとう。お疲れ様。
これからもよろしくね。