2016年10月22日公開。
朝一で観てきた。
知念侑李初主演映画を、誰よりも先に観たかった。
番宣も大して見ないまま、映画館に行って、俳優・知念侑李を見てきました。
映画初出演が2004年。
12年目にして初主演。
誰よりもキャリアが長く、誰よりも先を行っていたのは、映画に関して言えばダントツで知念くんだと思う。
それでも知念くんは「涼介がみんなを引っ張ってくれた」って言うね。
その気持ちが、謙虚さが、私は大好き。
私はやっとって思った。
やっと主演って。
主演だけが進む道じゃないし、むしろ連ドラ主演をやっても、脇役もできる知念くんのポジションってすごくいいなって思ってました。
主演しかできない俳優じゃなくて、脇役も主演もできる俳優になってほしい。
でもここ数年JUMPは変わりました。
知念くんのポジションも変わった。
「日本一のアイドルになる。そのためにまずはHey!Say!JUMPで一番になる」って知念くんが言わなくなった。
それはもちろん大人になったからというのもあると思います。
1番になることだけがすごいことじゃない。
その人それぞれに合う場所があって、そこを極めること。
気付いたから言わなくなったのだと思います。
そんな時に「金メダル男」という作品と知念くんは出会いました。
内村さんがくれた、最高の一等賞。金メダル。
そしてそれは紛れもなく知念くんが掴んだもの。
この数年間。
ナンバーツーとしてずっと走り続けてきました。
人気順はわからないけど、山田涼介と知念侑李のツートップだった。
他のメンバーより恵まれていたと思います。
でも誰よりも「山田涼介」という壁を感じていたのも、知念くんだと思います。
超えられない高い壁。
きっとその時間の中で一番になることを知念くんは自然に諦めた。
一番近くでセンター山田涼介を支えてきた知念くんにしかわからないこと、見えないものがきっと沢山あったと思う。
でもね、確実に知念くんも絶対エースで、ずっと一歩先を歩んでたんだよ。
知念くんはネガティブで、自分に自信がない子なんだなって、映画の宣伝の文章を読んでいてすごく思いました。
「涼介」だけじゃない。
きっとみんな涼介の後ろにいる知念くんの背中を追ってた。
私は知念くんにそれに気付いてもらいたいよ。
君だってみんなを引っ張ってきた。
率先してまとめるタイプじゃないし、年齢も下だけど、みんなの道筋を照らして、JUMPをここまで押し上げたのは、「涼介」だけじゃない。
「演技は苦手」だからきっとバラエティーを頑張りたいって言うようになったんだろうと思う。
スクラップティーチャーで苦手意識が根付いた演技を、知念くんが自分から「いつか単独で主演をやりたい」って言うようになりました。
あー泣ける😭
知念くんがもうツートップじゃないこと、本人もきっと気付いていて、周りにどんどん抜かされるのも感じていて、それでも知念くんは変わらない。
変わらない笑顔で笑ってた。
変わらないことがどんなに難しいか。
努力を見せない、かっこいい、自慢の自担です。
私にとって知念くんはいつも一等賞。金メダル。
最高のアイドル。で、最高の俳優だね。
「主演」
その言葉が涙が出るくらい嬉しくて。
知念くんを主演俳優にしてくれた内村さんには、一生頭が上がらない。
舞台挨拶でも「俳優をやっていってほしい」と言ってくれていた。
スクリーン映えすると。
ちっちゃいけど、でも大きい。大きくなったね。
色んなことに挑戦してほしいです。
何にでも手を出して。
初主演本当におめでとう。
素敵な人たちと映画に出れてよかったね。
感動したよ。
最初で最後の初主演が「金メダル男」で本当に良かった。誇りですね。
次は「忍びの国」です。
一作公開されてもまた次がある。
恵まれていると思います。
チャンスをモノにしてほしい。
偉い人に沢山「金メダル男」を見てほしいです。
素敵な映画を届けてくれてありがとう。