それは、実力が無いのか、構造に問題があるのか、それとも、その両方か(汗) | 独立・起業系のビジネスブログ「21世紀独立論」

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独立直後から売上(利益)を確保し、1年365日、すべての時間を完全自由に活動している松本晃秀が、「会社の看板に頼らず、自らの力で道を切り開き、成果を挙げていくために最低限必要な考え方や価値観、新戦略」などについて執筆している独立・起業系のビジネスブログです。

 私たちに、

 自らの望むような成果や状態を得られない
 ということがあったとすれば、

 一度、考えてみる必要があるのは、

 それが、自分の実力不足が原因なのか、
 それとも構造に問題があるのか、

 もしくはその両方なのか?

 ということ。


 なぜなら、

 そのいずれの理由かによって
 打ち手がまったく異なってくるからです。


 そして、

 今日は、「構造の問題」
 についてお話をしてみたいと思います。


 「構造」とは「仕組み」などと
 言い換えてもいいと思いますが、

 もしも、構造に問題があるのなら、

 多くの場合において、

 努力や頑張りでは
 望む成果や状態を得られるようにはならないでしょう。


 なぜなら、

 そういう「構造(仕組み)」だからです。


 極端な話、
 そうなると決まっているのです。


 もちろん、

 その「構造(仕組み)」を打ち壊すことによって
 状況は変えられますが、

 それは簡単なことではありません。

 (ムリと言ってもいいほど)


 (もちろん、
  それができるのなら、やれば良いのですが。)


 つまり、

 何が言いたいのかというと、

 努力をすればするほど(頑張れば頑張るほど)
 自らの望む成果や状態を得られるものがある

 一方で、

 努力しても(頑張っても)

 なかなか自らの望む成果や状態に結びつかない
 (結び付きにくい)ものがある

 ということ。


 たとえば、(あくまで一例ですが)

 極めて利益率の低い商品のみを扱い、
 その商品を家賃の高い店舗のみで販売したとすれば、

 24時間売り続けたって赤字から抜け出せない、

 ということだってあるでしょう。


 いくらその人に販売力(実力)があって、
 同業者の2倍の量を販売できたとしても、

 なにせ、

 利益率が低い上に家賃が高い、
 という大きなコストのかかる構造になっているわけですから、

 黒字化や利益拡大ができなくても仕方がありません。
 (どうしようもありません)


 ちなみに、これは

 「本人に実力(販売力)はあるけれども、
  構造に問題がある」

 という例ですが、

 このように
 構造に問題がある場合は、

 努力や頑張りによって成果や状態を好転させるのは
 (物理的に)難しいことが少なくないのです。


 だから、

 冒頭でお伝えしたことの繰り返しになりますが、

 自らの望むような成果や状態を得られない
 ということがあったとすれば、

 少なくとも一度は、

 それが、実力が足りないことによるものなのか、
 構造問題によるものなのか、

 それとも、その両方なのか、

 について考えてみる必要があるのではないか、
 ということなのです。


 これも、

 私たちが成果を挙げるにあたって
 しっかりと認識しておくべき

 極めて重要なことの一つでしょう。