【テーマ】
メルマガ再開(一か月ほどお休みしていました)
※ 購読者数77名
【説明】
こんにちは
TAC専任講師 湯浅竜です
年明けの論文的中答練からは議事録の作成を中止していたため、メルマガの配信をやめておりました。
が、やはりたとえ簡素なものでも議事録はあった方がいいと考えたので、メルマガ再開します
★★★【1.議事録】★★★
論文的中答練第04回@新宿校
<前回の講評>
・「知っているか」「知らないか」で決まってしまう問題(いわゆる知識問題)にどう対応するか>知り合い同士でクイズを出し合う/強化ゼミを利用する
・知識の受け皿として、
1.総論
1)定義
2)趣旨 (原則⇒しかし⇒そこで)
2.要件
1)主体
2)客体
3)時期
4)手続
3.効果
1)要件を充足する場合
2)要件を充足しない場合
という「箱」を頭に入れておくとよい。いわゆるテキストは上記を「パーツで切り取ってまとめたもの」
・4条1項11号対策
つぶす、もらう、捨てさせるで覚えないこと(使えない)
「イ/ホ/ブ/ヘン/ユウ/ホウ/ジョ/イ/ム/トリ」で覚える
・答練の復習は「2回」する
1.1回目(答練当日)
知識の欠落の補充のみ
(休憩中などに終わらせる)
2.2回目
平均点以上・・・復習不要
50点以上~平均点以下・・・全文書き1回
50点未満・・・全文書き3回 ※1
※1 希望される方は3回目の答案チェックします!
※2 「答案構成」は「答案の書き方の勉強」にはなりません。答案の書き方は「全文書き」のみで身に付きます。
※3 全文書きが大変な方は「ミニ答案用紙」を活用すること(最大で1/2近く時間を短縮できます。60分の答練なら30分で全文書きまで終わる)
・3条1項3号/4条1項16号はなぜ見落としやすいのか?
理由と対応策
★★★【2.質問共有】★★★
Q
特104条の4は民事訴訟/刑事訴訟両方を想定している規定ですか?
A
当事者対立構造を取っていることが前提ですから、民事訴訟だけ。つまり、刑事事件として特許権侵害の有罪判決が確定した後、特許が無効になった場合、104条の4によって再審の主張が制限されることはありません。
★★★【3.答案作成テクニック】★★★
【テクニック07 part3】
根拠条文を記載するタイミング part3
【説明】
※ この内容は選択科目著作権法受験生向けに書いた際の記事を転載しています
前回の続きです。
前回までで、「根拠条文」は、「法的効果」と「要件」について言及する場合に示す必要がある、と述べました。ここまでは、必須科目でも同様です。
著作権法論文はさらにもう一つ気をつけなければならないことがあります。
それは、「定義」を示す場合にも、根拠条文を示して欲しい、ということです。
著作権法は、必須科目に比べて非常に定義が多いですよね。
定義について規定する2条1項だけでも1号~23号まであります。
2条1項各号を示しつつ論証ができると、答案としての完成度が増します。
著作物(2条1項1号)や、著作者(同項2号)の場合は、当然根拠条文を示しますが、他にも、公衆送信(7号の2)や、放送(8号)、映画制作者(10号)なんかがそうですね。
と、いろいろ述べましたが、ここまで手が回るのは、「上級者」の方だと思います。
初学者の方は、ここまで書けなくても構いません。
それよりも、著作権法パターンで、答案を書けるようにすることが先決です(それだけで合格します。)。
定義については、ひとまず、「2条1項1号」と「2条1項2号」を覚えていただければOKです。
なお、同じ条文番号が連続するときは、一つ前の条文を受けて「同項」とした方が、答案がスッキリしますよ。
このルールは、必須科目も同様です。
★★★【4.お知らせ】★★★
(1)論文答練強化ゼミ
合格答案量産テクニックである、「論文答案作成のための10個のプロセス」をマンツーマンで指導させて頂きます
http://www.tac-school.co.jp/kouza_benrishi/benrishi_kyouka.html
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★1.論文(必須科目)マスターコース(TAC新宿校)
★2.選択科目著作権法対策(TAC渋谷校、通信)
★3.合格サポート定期便 → http://p.tl/ZaBh
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★1.短答マスター本科生(TAC新宿校) 【NEW!】
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≪参考ブログ一覧≫
★1.【40点台の答案を作成しないテクニック】 http://p.tl/JDqd
★2.【10個のプロセスの全体像について】 http://p.tl/_RGA
★3.【予習の仕方 ~論文基礎講義編~ 】 http://p.tl/cOXd
★4.【講義の受け方 ~論文基礎講義編~】 http://p.tl/640X
★5.【復習の仕方 ~論文基礎講義編~】 http://p.tl/LjL9
★6.【答案作成テクニック(形式面のポイント)】 http://p.tl/640X
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