こんにちは

ツルカワです。

 

2月ももう数日たち…といったところで

なんなんですが

1月に出展した

デザフェスギャラリーでの「にゃんこ展9」のことを

そういえば詳しく書いてなかったなあと思い立ち

今更ですが、今日はそのことを書こうと思います。

 

といっても

展示の様子ではなく

「自分が作家の立場になって分かったこと」のまとめです。

 

ずーっと在廊日には、そのこと、メモしてたのです。

 

で、今読み返してもなかなか有意義なメモなので

今回、画像&解説付きでお見せしようと思います。

どうぞお付き合い下さいませ。

 

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1日目は初日ということで

お客さまも多くメモする暇もなかったけど

 

(上の写真は常設作家のfeuillesさんが差し入れにくれた

特製ぬこヨガクッキー!!…もうありがたくて…涙腺早くも崩壊しそうでした…感謝)

 

それ以後の材廊はのーんびりだったので

気づいたことを持参したスケッチブックに描いてました。

 

それでは、以下、日を追っていきますね!

 

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在廊2日目

 

・暇な在廊日でもぽけっとはしない。

 

他の作家さんのお客さんの買い物や会話を聞いて

なるほどなー、今後に自分も生かそう、と思うこと多し。

 

・できるだけ、スケッチブックにネタだしをする。

 

このネタがもとで、フリーペーパーを作成でき、翌日から配ることができた。

 

・他の作家さんに挨拶する!

 

にゃんこ展をきっかけにTwitterをフォローして下さった方も多かったので

その方々にお礼も兼ねて挨拶。有意義なつながり、できますね。

 

・そんな日でも立ち止まってくれる方はいる

 

そういうときは絵の見所や自分しか分からない小ネタなどを解説。

わーって楽しんでくれると純粋に嬉しい。

 

 

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在廊3日目

 

・ついつい自分の作品を卑下してしまう、が、それはNG

 

どうしても「イヤーくだらない絵で」と説明の際言ってしまいがちだった。

これは反省。お客さんは自分の作品に興味を

少しでも持って立ち寄って下さったのだから

自信満々とまでは言わずとも、その魅力をアピールしてお伝えしないと失礼。

 

・たまたま他のブースに立ち寄ったときに驚くべきことが

 

なんと、そのお客さまのお友達が自分がいないとき

作品を買って下さってた!!見知らぬ方でした…!

名刺渡したとき「あ!その絵!」っていわれたときの驚きって言ったら…

うれしかったなあ。

間接的にでもお礼が言えてよかった…!

 

・本来の絵から外れた会話でも楽しむ

 

なぜかお客さまと人生相談になったりした。

こういう本来から外れた会話も楽しむ余裕があるといい。

あと、モー娘。が好きで、ってお客さまが偶然いらした。

テンション上がってSNSのアカウントやりとり。

いろんな方とお会いすることができたけど

いずれにしろすべての出逢いに意味があると考えるとgood。

 

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在廊4日目

 

・他のお客さんが売れてても無我の境地に達すること

 

ほんとうに、他の作家さんの動向は気になるもの。

でも、嫉妬してもそれは力不足だったり

グッズや展示の方向性が違っていたのだから仕方ない。

いちいち比べて落ち込まないこと。

 

・SNSでしかやりとりのない作家さんが来て下さった

 

行きます-!と言われたときから、どきどきどきどき。

自分はいつも気軽に言ってることだけに「こんなに相手は緊張してるんだ…」と

身にしみました。でもうれしいものですね!

これだけでも出展してよかったなあと。

顔をあわせるきっかけってなかなかないから。

 

・もう来年の予定を考えてる自分にびっくり

 

来年は出展できたら何だそう、なんて考えてる自分がいまして。

おいおい待て、作家業はそう簡単にいかないぞ。

だいたいライターとギャラリーのほうはどうすんねん。

でも自然にそう思えたってことは相当出展を楽しめたってこと。

よかったね。

でもそれにしても、今後ぬこ絵の方をどう両立するかは悩ましい…。

 

 

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在廊5日目(会期最終日)

 

・混んでる日だからって作品が売れるわけではない。

けどやっぱり焦らない、マイペース。というか

そこから学ぶ、学ぶ。

 

・アドバイスをくださった方には謙虚に聞く

 

いわゆるギャラリーモンスターではない限り

アドバイスをくれる方の意見はありがたくいただく。

今回はぬこヨガを「冊子にしたほうがいい」「カレンダーでほしい」って方がちらほら。

とりあえず冊子にはしたいと思います。

それだけ手に取りたいと思って下さった方がいたことに感謝。

 

・販売代行の代金を受け取るときにサイレントなお客さまの存在を知る

 

自分がいなくても、アピールしなくとも、そっと作品を買って下さった方がいた。

ほんのわずかでも、本当にありがたいと思ったし、

自信に繋がる。

目に入ったお客さまがすべてではないのだ。

 

・家族の協力は必須

 

今回夫が搬入出を手伝ってくれて

ホント-!に物理的にも精神的にも助けられた。

ごはんも手抜きでいいよー、っていってもらえたりね。

自分のあらゆる活動は、家族に支えられてることを改めて実感。

 

 

・表現の場を提供してくれる人に感謝をわすれない

 

デザフェスギャラリーの方は始終初心者のツルカワに

親切にいろいろ教えてくださった。

何しろこういう方がいないと、展示はそもそも成立しないのだ。

裏にいる方への感謝は忘れてはならない、けっして。

 

・搬出終わり、まっしろになった壁を見ての感慨

 

いつも自分のギャラリーで、他人の展示で体感してることではあるが

今回は自らの展示を終えたとううことでまた違う感慨が…。

さみしさとやりきった感。

でも間違えなく明日絵の一歩になると思った経験。

ツルカワはプラムツリーで、ちゃんと今まで展示くれた

作家さんにこういう気持ち、届けられているかな…?

届けられるようにしなきゃな。

 

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…どうでしたか?

作家の方からすれば

「なんだそんなこと気づいてなかったのかい。ツルカワ~」

でも

その場に立ってみないと分からないことって

ほんとうに多かったんです。

 

「作家の立場になってみる」。

これは今回のにゃんこ展の出展目的の大きな一つだったので

それは達成できたんじゃないかと思います。

 

あとは、これをどうこれからのギャラリー業で生かすかですね。

ざーっと書きましたが

ここで記したことを忘れず、歩んでいこうと思います。

 

「ビストロ白昼夢」の公募もあと2週間弱となりました。

どうぞ、こちらもよろしくお願いします。

 

ツルカワでした。

 

 

【PlumTree】第13回企画展

「ビストロ白昼夢」展示内容、作家さま公募要項

 

食べ物モチーフ主体の企画展です。

イメージは

どことも知れぬちいさな町にある

隠れ家レストラン

「ビストロ白昼夢」。

ほんとうに、あるのか、ないのか、

わからないようなお店。

そこのメニューも

また不思議なものばかりで…。

という感じです。

 

ですので

食べ物モチーフ作品だけの陳列、

という展示ではなく、

例えば、

あなたが形作ったメニューだって、

献立表だって

店の内装や外観だって、

なんなら

ウエイターやウエイトレスを

形作った作品などもOKとします。

幅広いジャンルの作品を

並べたいと考えています。

 

ようはこちらが投げた

「ビストロ白昼夢」という

テーマに対して

どれだけ作品に遊び心と

イマジネーションを

吹き込めるが勝負

とお考え下さい。

 

いつもながら誰が来るかも

わからぬ、

売れますよ!とお約束も

できないちいさな住宅街の中の

ギャラリーですが

 

うたかたのレストラン

「ビストロ白昼夢」をご一緒に創りませんか。

※募集詳細の続きは、1/2のブログにて。こちらから↓

https://ameblo.jp/r-ume/entry-12563938388.html