こんにちは
ツルカワです。
日に日に寒さが増しますね…
かとおもうと
ふっとあたたかい日差しの日もあったり
令和初の冬のはじめ、空は気まぐれ。
さて
ちいさな雑貨ギャラリー プラムツリー
siinamiina 個展
「マサイフレンズ展 Hallo.masaifriends.」
先日
8日を持ちまして
無事終了しました。
ご来場いただいたみなさま
お気に留めてくださった皆様
DM設置にご協力してくださった店舗様
作家のsiinamiinaさん
本当に有難うございました。
今回の展示は
前にも書いたように
とても熱心なマサイフレンズファンの方の
ご来場が多く
とくに
その方々が集ったときのパワーは
何にもかえがたい展示の醍醐味がありました。
場の共有。
ああいいね、
これもいいいね、
このひとこんな性格だったんだー!
そんな会話が熱っぽく飛び交って。
すべての方に「受ける」展示ではなかったかもしれません。
でも
通りがかりのお客様でも
熱心にsiinamiinaさんに作品にご質問する風景が
見受けられましたし
お買い上げになるまで興味は持てずとも
あ、つまらないものがあるな、と思った方は
皆無だったのではと思います。
また、見に来てくださった方がツイートに
「個展はその人の大事にしているものが分かる」と
感想を書いてくださったのには、改めて個展の意義を言い当てられて
はっとしたり。
そうなんですよ。
個展の意義ってそれなんですよ。
今年の一月に個展のお願いをしてから
siinamiinaさんは本当に真摯に
「どういう空間にしたいか」を考えてくれたかと思います。
下見にも来てくださいましたし
何度も相談も受けました。
その結果生まれたのがその空間です。
「マサイフレンズ100人集合」をコンセプトに
そこに至るまでのストーリー
実際に100人集合した壁面。
そして余なりの壁面には
100人のキャラクター設定を綴ったカードを敷き詰めて。
初日open時刻ギリギリまでの
設営でしたが
そのパワーは見事でした。
そうして出し切った「自分だけの世界」。
それをおひとりでも
言葉にしてつかみ取ってくださった方がいらしたこと。
それだけでこの展示は成功だな
そうツルカワは思いました。
もちろん利益も大事です。
利益を無視して、お金持ちの趣味みたいに
やっていけるほど
プラムツリーは余裕のあるギャラリーではないです。
でも一人の作家さんが1年突き詰めたものが
表現されて
それがお客さまに伝わったら、
その個展は成功なんじゃないかとツルカワは考えます。
また、これを見て「個展をいつかやってみたい」。
そうおっしゃってくださった作家様がいらしたのも
とてもうれしかった。
是非やっていただきたいです。
実現していただきたいです。
だって
そうやって
プラスの体験が、それを体感してくれた誰かにも
伝播していくって素晴らしいことですもの。
誰かが誰かに刺激を与え、影響を与え合い
この世界はできているのですから。
どうせならその伝播は、少しでも意味あるものであるほうがいい。
どんなにちいさな循環でも。
作品を作りためる
在庫も覚悟の上で。
時間もとられる。
そう考えると
作家さんはそう簡単に思い切れるものではないかもしれませんが
個展、いいですよ。
ツルカワは迷っている人がいたらその背中を押したいです。
どんな展示にするか考えていく過程で
自分の大切にしてるものがわかりますから。
それが伝わったときの、喜び、自己肯定感。
それらが作家を続けていく上での
かけが得ないエネルギーになることは間違いないです。
プラムツリーは
先日の黒木ケメ子さんの一人展のように
レンタル使用でしたら相談に応じられますから
空いてる時期をチェックしつつ
いつでもお声がけください。ささやかすぎる空間ですが。
さて、つらつらと個展のススメを書いておきながら
プラムツリーの次の企画展はグループ展です。
【PlumTree】第12回企画展「ポラリスの少女」。
来年の4月と間は開きますが、これはまた個展と違って
いい展示となることでしょう。
なぜそんなに間が空くかといえば
1~3月まではインフルエンザが怖いので
企画展はなしにしたいと思ってのことです。
でも金曜日の雑貨店営業はやりますよー。
年内も今週13日からやりますよー。
遊びに来てください。
そして逆に言えば1~3月はレンタル利用しやすい時期でもあるってわけです。
ぜひ、なにか心動いたら、HPのレンタル規約にお目通しの上
ご相談くださいね。
今年ももう少し。
駆け抜けましょう!
ツルカワでした。