こんにちは

ツルカワです。

 

さてはて早いもので

6月も10日をとっくに過ぎて

いよいよオープニング企画の

「みどりみちる~はじまりの森~」まで

2週間を切りました。

 

楽しみですねー。

わっくわくですよ!

 

と同時に…

チキンなツルカワは

湧きあがる不安と

闘う日々でもあります。

 

うわあ、この空間を仕切んなきゃいけないんだー

ひとりで!

ひとりで!!

そう思うともう胃がキリリと。

大正漢方胃腸薬がお友達です。

 

そんななかついにというべきか

個展主の

生意気猫のいるお店Pienaさんから

納品第一弾が届いたではありませんか…!

早めの納品

あ、り、が、た、や!

 

そして

箱をそーっと開けた途端に

目に飛び込んできた作品たち…!

そこには、あの、ゆるぎない

Pienaさんワールドが広がっていました…。

 

 

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で、すぐ検品作業に入ったのですが

本来、検品って孤独な作業なものです。

それが苦手で。

だから少しでも

ゆっくり&間違えなく行えるように…というのも

自宅にギャラリーを

作った理由の一つでもあるのですが

 

今回ばかりは

どうしたことでしょう。

手にする作品をひとつひとつを見ながらの

納品書との付け合わせ作業が

楽しい、というか

ときめきに充ち溢れていて

途中でうれし涙がこぼれそうでした。

 

それは

個々の作品から湧きあがる「いのち」を感じたから。

そしてそれほどのものを創り上げてくださった

Pienaさんにごめんなさい。と思いました。

 

この企画を立ててから

Pienaさんの作品の力と素晴らしさを

一度も疑ったことないのに

それを忘れて

ひとりでこの場に立つことばかり恐れていたなと。

 

そして箱の一番奥から出てきた

布絵本たち。

 

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過去作から新作までが揃った布絵本。

なつかしいものもありました。

でも真っ先に手に取ったのは

「一番最初の読者になってね」という

メッセージをPienaさんからいただいていた

新作の布絵本、二冊。

 

『見えない道しるべ』

そして

『森のワニとわたし』。

 

…読みました。

引き込まれました。

まるでツルカワの境遇や想いを

代弁しているような、物語。

いや、だれもが生きる上で躓き

悩んだ時に必要な

「勇気」をくれるような物語。

 

やはりそこからも「いのち」が

泉のごとく

流れ出てたのです。

 

もうね、本当に再びごめんなさいですよ。

Pienaさんに。

こんな強い想いをくれるものたちで

最初の第一歩を踏み出せる

ツルカワのギャラリー。

これが最高級の幸福でなくてなんだというのか。

 

そして今回の展示のテーマは

「いのち」だなって

または「生きること」と確信しました。

 

だから

これから始まるのは

この空間を「いのちのよろこび」で満たす作業。

 

まさに「みどりみちる~はじまりの森~」。

タイトルはPienaさんとふたりで話し合い決めましたが

それがパズルのピースがピタッとはまるように

展示の内容を語るものになるとは…正直びっくりです。

 

よっしゃ、ここを、いのちで満たすぞ!!

ギャラリーが最高の形で産声を上げられるように

がんばらねば。

 

不安はまだあります。

でもそれを上回る勇気を得たツルカワです。

「やれるだけのことを

やれるだけする。」

前の記事で紹介したよう

そう手帳に書いたのだから。

 

ツルカワでした。