人に歴史あり。あのころのわたしを、わたしは裏切っていないかな。

こんにちは

ツルカワです。

今日は徒然話。

先日の土日、

ツルカワの実家に

久々に泊りがけで夫と帰省してきました。

ツルカワの実家は

自宅から2時間ほどで帰れて

そんなに遠方なわけじゃないんですが

そうでないと

かえっていかなくなるという

実家あるある…。

とはいえ、久々に会う

両親は思った以上に

老いてきてて

ちょいともうちょっと頻繁に

帰らないと、と

反省したり、ね。

さて、そんな実家では

何をしてたかというと

自室に残っていた昔の荷物に

目を通して

処分するものとしないものに

分ける資料整理。

そこで懐かしいものを発掘。

なんじゃこれ、とお思いでしょうが

これ、ツルカワが

コピーライター講座に通っていたころの

課題の束なんです。

そう、ツルカワ、

新卒で入った会社を辞めた20代後半

1年ほどバイトしながら

夜間のコピーライター講座に

通って勉強していたんですよ。

実際にコピーライターとして

就職はやはり厳しく、できなかったのですが

これがきっかけで

ツルカワはライターの道に進むことになったのです。

しかしながら…

課題の束を一枚一枚めくって

思うことは…

ツルカワ…頑張っていたんだなあ…という痕跡。

ノートにはぎっちり授業の内容が書きこまれ

また、毎回出る課題には、一つのテーマに対して

10個以上のコピーを書いて提出しなければいけないのですが

ネタ用ノートに書き綴られた、

それ以上の数のコピーの数々…。

全部がなつかしく…

そして

背すじがシャキッとしました…。

「ああ。こんなにがんばっていたわたしを、裏切っちゃいけない」と。

今のツルカワは

必死に勉強してたあの頃のツルカワに

恥ずかしくない生き方をしているか？と問われたようでした。

あのころは先も見えなくて

ただ、迷いながらもがむしゃらに生きていて

講座ではたくさんの才能ある同級生を目にし

自分はまだまだと思い知らされ

不安でいっぱいの日々だったけど

結果として、その時間は

将来の自分へのギフトになるものなんだなあ。

コピーライターにはなれなかった。

だけど

あの頑張りを思い出すことで

立地点を確認できて

自分で自分を励ますことができるんだから。

道がどうあれ

結果がどうあれ

人間に「黒歴史」なんてなくて

すべてがいまのツルカワに続く道。

そして、この現在も必ず未来の自分に繋がっていく。

しっかり生きなきゃな。だれでもないわたしのために。

…資料はたくさんありすぎて

全部残すことはできなかったのですが

上の写真にある課題だけは保存することに。

教室内のコンテストで

１位をとったときの課題。

（お題は「ホールズ」でした）

そしてみっちり文字に埋まったノート。

なにかあるたびに見返そうと思います。

ほんとね、

今日の自分を作ってくれるのは

昨日のわたしで

明日の自分を作ってくれるのは

今日のわたし、

なんですよ。

いまのわたしは

昨日の

または

明日のわたしに

恥ずかしくない生き方、できてるだろうか。

なーんて、こと、しみじみ考えることができた

収穫多い帰省でしたよ。

あ、もちろん、そんなことばかりしてたわけでなく

ツルカワと夫で近所散策して