共感スピーチ

「マイクの前に立って、

すらすら　かまないように　喋れたら・・・」

スピーチをする立場になれば、まずそれが頭をよぎりますよね・・・。

でも・・・人は本気の想いや気持ちに共感するのですね。

「私は勉強ができませんでした。はっきり言ってアホなので、カンペを見ながら喋ります。

あの、このなかで、今まで零点とったことある人いますか？いませんよね？

（し～ん・・・でも一人挙手・・・！）

あっ、なんか、他にもいたって、嬉しいような複雑ですけど・・・だけど・・・あの・・・

零点ですよ、零点！私は数学で高校の時、とりまして、しかも追試で１００点とらないと留年と言われまして、

で、新郎に猛特訓を受けまして、で、ほんと、まるで何にもわかっていなかったんで、ほんと、

新郎は大変だったと思うんですけど、追試で、なんと・・・

とったんですね、１００点・・・（「お～！」と会場から大拍手(・・||||r））

でアホな私は、次の年も同じことを繰り返したんですけど、

また新郎に１００点をとらせてもらいまして・・・

ほんと、こいつ、あきらめないで　励まして付き合ってくれる男なんですよね。

かわんないです。ずっと。

とことん付き合って、こう見えて頭いいですからね、わかりやすく教えてくれて、

１００点とると一緒に喜んでくれて、いっつも笑っていてくれて、

それだけじゃないんですけど、

いっつも同じようにずっと変わらないで付き合ってくれました。

・・・ほんと　ありがとうm(__)m・・・

（泣きそうになりつつ・・・）

なんかどこ読んでるんだかよくわかんなくなって、

何しゃべってたんだか・・・

あのわかりました？私の話？？？（会場から大拍手(・・||||r））

ほんと、＼_(^◇^)_／＼(*^^*)／ おめでとっ！

○○ちゃん（新婦）、おめでとうございます。」

すべての人の心に共感を運んだスピーチでした。

授かり婚

昨年、あるカップルと打ち合わせをした時のこと、

「実は赤ちゃんを授かったのがわかって・・・」とおっしゃっていました。

ところが、

結婚式を目前に、おなかの赤ちゃんの状態を考慮して、

新婦は緊急入院されることになり、

急遽、結婚式を延期されました。

そしておよそ１年後、

無事出産をされ、元気な赤ちゃんと一緒に、

結婚式をお迎えになりました。

お二人のプロフィールには当初から触れてほしくないとおっしゃっていて、

１年後の結婚式でも、赤ちゃんの出産から誕生、最近の要素を中心にご紹介を致しました。

ゲストからのメッセージを頂いた際、

お二人のお仕事の関係やそれぞれのご家族との関わりで

実はいろいろあったこと、

でも赤ちゃんが誕生して、

太い絆となってくれていることが紹介されました。

急遽、式を延期され、たくさんの方に迷惑をかけてしまったと

その分、心から楽しんでいってほしいとおっしゃっていたお二人。

それまでの心労は察するにあまりあるけれど、

それでも、

赤ちゃんが、

「このタイミングで！」とお二人に時をさずけてくれたように

思わずにいられませんでした。

心からの祝福を寄せてくださったゲストのみなさまとご家族。

まさにたくさんのものを授かった、結婚式でしたね

可愛い！

「新郎もそれに姉もこれがいいって言ってくれたんです」

「それに夏色だから・・・」

と新婦が選ばれたカラードレスは、イエロー

爽やかでそれでいてキュートなレモンイエローのドレスは、

ひまわりの愛らしさも連想させる色

あまりの可愛さに、

思わず、「かわいい～♪の拍手をお贈りください」と

コメントしてしまうほど！

でした。