エッセイ塾２０２４年５月の課題本「なぜヒトだけが老いるのか」からのエッセイ♪

 

 

女性専門傾聴セラピスト

本ソムリエ

 

真野姫世美（まのきよみ）です♪

 
読書とB'zとモノづくりが好き♡
 
カラーやカードを使って
お話をじっくり聴かせていただき
 
あなたがまだ気がついていない
「思い」を言語化するサポートをしています。
 
 
本日はエッセイ塾の課題です。
 
毎月課題図書からのエッセイを
８００文字程度で提出する。
というもの。
 
今回のお題は小林武彦さんの
 
「なぜヒトだけが老いるのか」
 
レビューはこちらをご覧くださいね♪
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今回のエッセイは、これから先の
未来へ向けて明るめで書こうかな？
 
・・・と思いながら
 
なんとな～く、
老い＝不妊治療のこと
を思い出し、筆の進むままに
書いてみました。
 
予想ですが、きっと他の方は
明るいエッセイを書く方が
多いんじゃないかな？
 
と思っているので
ひとりくらい暗め重めの
エッセイがあっても
よかろう（うんうん）
・・・と言う気持ちで書きました。
 
意図としては
 
不妊治療って精神的に大変なんだな。
こんなに追い詰められるんだな。
 
が伝わるように書いたつもりです。
 
治療をどんな風にしているか、
などではなく
（そんなことはどうでもいい）
 
ただただ精神的に追い詰められてる感
 
が伝わると嬉しいです。
 
「気持ちわかるよ！」
 
なんて、
簡単に言うものではないですよ。
 
というメッセージも含みました。
 
きっとわたしにしか
書けないエッセイだと思います。
 
よく（これも子育て世代の方に）
 
「（精神的にもう）乗り越えたんだもんね！」
 
と謎に断定されされるのですが（苦笑）
 
わたし乗り越えたとか
言いましたっけ？（真顔）
 
勝手に決めつけられる方の
多いこと・・・
（本当に子育て世代の方多し！）
 
なので最後も色々含ませた感じで
終わらせています。
 
あ。
 
今は幸せに生きてます(*^^*)
※念のため♪
 
では、エッセイです＾＾
 
ここから♪
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
 
 【 心の闇 】
我が家には子供がいない。
 
妊活中、高度治療も受けた。
 
治療が実を結び、妊娠もした。何回も。
 
その都度流産。流産した数は片手では足りない。
 
「おめでとうございます。妊娠◯週目です」
 
妊娠を伝えられる度、ホッとし、じんわりと幸せを噛み締め、宿った命に話し掛ける日々。夫の嬉しそうな顔は忘れられない。
 
喜びに満ちた日々は続かず、激痛と共に出てくるのは、まるで内臓のような見た目の、育つ過程の我が子。
 
虚無感と共に、涙が止まらなかった。
 
 
結婚したら子供はできるもの。
 
妊娠したら子供は生まれるもの。
 
それが当たり前だと思っていた。
 
どうして他の人にできていることが自分にはできないのか。
 
 
もういなくなってしまいたい。
このまま目が覚めなければいいのに。
 
眠りにつく前に何度願ったことだろう。
 
 
仕事のストレス。
治療のストレス。
夫婦間でのすれ違い。
 
なにもかもが辛かった。
生きているのが嫌だった。
 
そんなときフと思ったのは
 
細胞分裂できたらいいのに。
 
わたしだけがなぜこんなにも辛い思いをしなければならないのか。
 
自分ひとりで子供ができるのならどんなに楽だろう。
 
 
追い打ちをかけるようにわたしを傷つけたのは
 
「わかるよ、同じ体験したことあるから」
 
ドヤ顔であなたの味方よ感を撒き散らすのは子育て中の人。
 
寄り添っているようで自分の話をしたいだけ。
言葉はナイフとなり、ズタズタに引き裂かれる。
 
 
お前に何がわかる。
気安く言うな！
 
偽善者が！！
 
心の叫びは届かず、精神は蝕まれていく。
　
 
不妊治療は即断即決を求められる。
 
迷っている時間はない。
 
金銭的も
肉体的にも
 
なにより
 
精神的苦痛は避けられない。
 
日に日に時間は過ぎていき、自身も卵子も老いていく。
 
共働きで得たお金も、法外な治療費で消えていく。
 
 
一体何のために生きているのか。　　
 
気がつくと涙が出ていた。
 
 
今思えば鬱だったのではないかと思う。
 
 
妊活から遠のき、数年が経つ。
 
鬱々と過ごしたあの数年はなんだったのだろう。
 
命を繋ぐことだけが人生ではない。
 
そう思えるようになるには、時間が必要なのだと思う。

 

 
 
 
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
 

あえて淡々と包み隠さず

書いてみました。

 

一応？キツくなりすぎないようには

気をつけたつもりです。

 

意図が伝わっているかが

ちょいと不安でもあるので

 

以下、伝わらないかもしれない？

ときのための、解説です。

 

流産が片手（5回）では足りない

→妊娠もそれ（5回）以上している

 

いなくなってしまいたくなるほど

ひとりで細胞分裂したくなるほど

 

辛い！！（という意味）

 

何せ、

ストレスの全部乗せだったもので（汗）

 

ゴールも明確じゃないし～。

なんかもう、大変でした（雑）

 

 

「わかるわかる、わたしもね〜」

 

の方は、本当にここぞとばかり　

 

わたしはこんなに大変だったの！

それを乗り越えて今は可愛い可愛い

子供がいるから幸せ♡（キャピッ）

 

悪意があると感じるかもしれませんが

オーバーではなくこんな感じでした。

 

という対応をされていたので

内心憎しみと言ってもいい

思いがメラメラ・・・。

 

※自分のことだけ話したい方多し。

 

ある意味すごいですよね。

THE TOP OF K.Y♡（嫌味　笑）

 

言う人間違ってるよ（笑）

少なくとも傷ついて

ズタボロの人に言うことじゃない。

 

まぁ。

こんなことが繰り返されたら

 

嫌いにもなるよね（笑）

 

※色々名言は避けておこう。

 

そういえばエッセイ塾に入って

すぐのエッセイにも

 

妊活がらみのことを書いていました。

 

未提出分ですが貼っておきます。

※今回課題とは無関係。

 

 

 

・・・。

うん、色々ありましたねぇ。（しみじみ）

 

今回のエッセイよりは

だいぶマイルドに書いてます。たぶん。

 

 

エッセイ前にも書いていますが

 

今はとても幸せに過ごしています。

 

人生色々ありますよ。

うんうん♪

 

※色々思うことはあるけれども♪

 

 

今回のエッセイ塾の課題本♪

 

「なぜヒトだけが老いるのか」

 
 
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