レーヌジャルダン22(牡 石坂厩舎)

父のハービンジャーは英語で先駆者の意味があり、母のレーヌジャルダンは仏語で女王の庭。
母父はディープインパクトで、兄弟は初仔なので無し。
祖母のクィーンスプマンテはカクテルの名前で、クィーンからレーヌと続いているんだろうけど、本馬は牡馬なので使うとしたらキングやプリンス、ケーニッヒ、エンペラーとかそっち系になるでしょう。
ちなみに父のハービンジャーの現役時代で最も有名なのがキングジョージでの圧勝だと思うので、キング繋がりで使うのも悪くないかも。

ハービンジャー=先駆者から考えると、他の言語ではパイオニア、フォアランナー、イニシエイターなど。
悪くは無いけどせめて母系の名前にちなんだモノにしないと個人的には物足りないかな。

単純な連想からだと、母名の庭から庭園とか公園(調教師が公一ですしw)を持ってくるのがいいのかな。
もし父がロードカナロアだったらセキテイリュウオー(2代目)って付けたかったw
父ハービンジャーがイギリス生まれなのでそちらの庭園・公園だと、ハイドパークあたりが有名どころ。

ちなみに庭園で調べたら、アイルランドにあるアイリッシュナショナルスタッドという施設に日本庭園があるらしくて、その庭園を設計した日本人庭師の息子の名前から付けられたとされるミノルという競走馬が1909年のダービーの勝ち馬となっているのだとか。
また現在そこの牧場には種牡馬引退後のピルサドスキーもいるらしい。
まぁ馬名の参考にはなりそうにない単なる与太話なんですけどw

18世紀のイギリスでイギリス随一の庭師とも言われたランスロット・ブラウン。
「もっと素晴らしい庭園になる将来性(ケイパビリティ)がある」と言うのが彼の口癖だった事からニックネームとして「ケイパビリティ・ブラウン」とも呼ばれていたとか。
将来性なら先駆者と方向性は近いと思うので悪くは無いんじゃないかな。
ただケイパビリティという名の馬は30年前の外国繁殖馬にいるんですよね。
20年前に子孫は途切れているから使えなくは無いと思うけど、クラブ側がどう判断するのかは分からないです。
ちなみにこの馬の祖母Royal Statuteから見て曾孫にはヘクタープロテクターやシャンハイ、そしてラムタラもいる血統でした。

画家モネが愛した「ジヴェルニーの庭」
場所がフランスのノルマンディー地方らしいので某クラブなら使いやすかったのにw
また高知県北川村にジヴェルニーの庭をモデルにした「モネの庭」という観光名所があって、モネがボルディゲラの街の風景を描いた作品からイメージして作られた庭が「ボルディゲラの庭」。


イギリスにある世界三大植物園と言われている「キュー王立植物園(キューガーデン)」
18世紀に王家によって作られ、世界遺産にも登録されています。
これなら母名の女王の庭も回収出来ますし、また園内に桜の木も植えられているので、母系のサクラも回収出来ます。
ただ残念ながらこの名前の馬は繁殖として現役だから使えないですね。

祖母の由来であるカクテル名から、キングが付く名前でキングスバレイ。
緑色なのでいいかと思ったんですが、こちらも残念ながら昨年まで走っていた馬に使われていたので駄目ですね。
母の庭と祖母の酒から連想するチェアリングも微妙。