・タイキマロン22(牝 伊藤圭三厩舎)
父はミスターメロディで母はタイキマロン、母父はファスリエフ。
ミスターメロディの馬名の由来は曲名で、その父がScatDaddyなので音楽繋がりなのかな。
歌い手のナタリー・コールは名前なら聞いた事ある程度で、曲自体については知らなかったです。
母名のタイキマロンは冠名+栗。
母母マロノヴィーナスから来たみたいだけど、こちらは「マロ=麻呂」なので栗とは無関係なんですよね。
兄弟を見るとタイキマロンの初仔がアースビート、2番仔がアートハランなので、この流れから最初に「アー」を付けるのも良さそうですね。
他にも父がMM、母は冠名+M、母母もMなので、そちらから攻めるのもアリかな。

仏語であるマロンは栗と訳されているけど、実際にはトチの木の実の事を差しているらしく、日本人が想像する栗は仏語でシャテーニュとの事。
そうなると栗を使ったお菓子や料理系は難しいのかな。
下手に商品名になっちゃうと判断難しいかもだし。
また栗は英語だとチェスナットなので牧場名にも使われているから紛らわしいですね。
逆に英語のマロンは綴りは違うけどザリガニの事らしいけどそっち系も無しかな。

父のミスターから牝馬なのでミス、もしくは将来を考えてミズって付けるのもアリかな。
ただミスは失敗も意味するしミズは水になるから、その後ろに余程ピッタリな名前付けないと成り立たないかも。

「アー」で始まる曲名を考えると、一番有名であろう「あー夏休み(TUBE)」とか「あ~よかった(花*花)」は流石に駄目でしょうねw
久保田利伸の「AHHHHH!」はそのまんま過ぎるし、伸ばして無いけど「あゝ無情」とかもw
また音楽のジャンルなどで「アーバン〇〇」って使われる場合もあり、元々は「アーバン=都会的」な意味なんだけど、いつの間にか黒人の音楽を意味するようになった為、今は使われなくなっているみたいです。
音楽と関連しない名前なら大丈夫だとは思いますけど、今回は使いにくいですね。
父父のスキャットは、その音楽の興りはルイ・アームストロングの曲かららしいけど、アームストロングは牝馬には使えなさそうだし既に使用済みでした。
マロンっぽい音楽用語で「マノントロッポ」ってのがあったけど、「マノン」の冠で主に地方で走らせている馬主さんがいらっしゃるので難しいでしょう。

栗から栗鼠(リス)に繋げてアーベルトリス。
北米国に生息する耳の形状に特徴のあるリスです。
ただリスとクリは”混ぜるな危険”なワードなんだよなぁw

他にも「アー」で始まるワードを片っ端からチョイスしてみたけど、有名所は似たような名前(発音や言語違い)を含めて結構使用済みだったりしますね。
アーティキュレートは馬名考えていた当初はまだ使われてなかったんだけど、しばらくしてアーティキュレイトが申請中になっていました。
アークリーというロンドンの都市名も、アーで始まってクリが入っているので候補に考えたけど、アグリに近いと判断されかねないので微妙な所ですかね。
あとは宗教色が強そうな物(神話レベルならセーフ?)とか、男性系の物はなるべく避けたいし、アートとアースは姉の馬名でも使われているから別な物を使いたいです。

ネタ的に面白そうだと思ったのが「アーグルトン」。
過去にグーグルマップ上に何故か表示されていた架空の地名との事。
説明が面倒そうだし、既に地図上から消されているので駄目でしょうね。
最古の樹木とされる植物の名前が「アーケオプテリス」。
大樹との相性は良さそうだけど、ちょっと読みにくいかな。
北欧神話に出てくる馬の名前が「アールヴァク」。
アルファベット表記だと「Arvak」というマイナー種牡馬が80年ほど前にいたみたいなんですが、古すぎて産駒の情報含めて詳細不明とは言え難しいかな。
ウガリット神話などに登場する西アジアの女神「アーシラト」。
ちょっと某女性芸人さんと似ているのが気になりますがw、高位の神らしいので悪く無さそう。
ただしアルファベット表記が分からないので断念。

誕生日は3/25でこれはサンデーサイレンス、ディープインパクトと一緒だけど、偉大すぎて参考にすら出来ないですねw
歴史的には電気記念日がその日で、日本初の電灯(アーク灯)が灯った日なんだけど、アークライトは最近まで走っていた馬なので使えません。
他は日本プロ野球初の代打満塁逆転サヨナラホームランが出たので「ドラマチックデー」とか、聖母マリアの受胎告知日で祝祭日となっている「Lady Day」とかあるけど、馬名的にはイマイチかなぁ。