行政書士の仕事のメインに、役所への許認可申請業務がありますが、その中でももっとも件数が多いのが、建設業許可関係のご依頼です。
新規、更新、業種追加(いろいろな業種に分かれています)など許可の種類もかなり多い業務です。
かつては、「行政書士業務の王道」なんて言われていました。
ただ昨今、公共工事が軒並み削減され、民間も長引くデフレにより縮小しており、熾烈な受注競争が繰り広げられています。
2010年の日本の建設市場は約41兆円とのことですが、ピークだった19992年の約半分まで落ち込んでしまっているようです。(日経新聞より)
それでも全雇用の8%もあることになるので、すごいことなのですが。
その冷え込んでいる建設業ですが、昨年は東日本大震災の復旧・復興事業に寄与し、前年を大きく上回った模様です。
大手ゼネコンも復興需要に対応するため、東北に人員・設備を投入してきています。
われわれ行政書士も、関系している業界が活気づくのはうれしい限りです。
そして、建設業をサポートさせていただくことによって、わずかではありますが東北の復興の力になれればと思います。
“ 頑張ろう日本 ” !!!