先週発売されましたNEW ALBUM
『少女喪失-syojosoushitsu-』収録曲より
帝都に死すのMVをお届けしました。
今日はこのMVについてのお話をします。
まず、撮影場所は静岡県は伊豆。
『まぼろし博覧会』という場所で二日間に渡り撮影して参りました。
この場所、個人的に行った事がありまして
『いつかこの場所でMVを撮る事が出来たら面白い画になるだろうな~…』なんて思ってました職業病ですね。
それをMVの打ち合わせの日に監督にお願いしてみた所撮影のオファーをして頂きOKが出たので撮影する事が決定されました。
そして、次に今回は沢山のエキストラさんに出演して頂きました。しかも、皆様キャラクターが濃い濃い…
まず、メンバーの個人カットシーンやサビなどの行進のシーンなどの背後になんとも不気味かつ前衛的な雰囲気を醸し出して頂いたのが…
鏡町よりお越しの見世物パンク一座
です。
僕は以前からこのバンドさんが好きでして、興味があり『いつか共犯(共演)出来たらなー…』なんて想いから今回アルバムのMV曲帝都に死すの時代背景ともリンクする部分があって思いきって出演を依頼してみよう!という事でオファーさせて頂いたらなんと快く引き受けてくださったのです。撮影当日、初対面だったという事もあり僕のコミュ症が発揮され少し緊張したのは内緒です。そこはさすが、演劇を交えたライブをこなしてるバンドさんなのでイメージ通り、凄くアングラな世界観を演出してくださいました。撮影中『本物は違うなー』と圧巻されてしまいました。
MVの商品版のアタマには座長の宮悪戦車様の語りがありますが、僕からの依頼で『是非、あの衣装で…』というわがままかつ無茶ブリなお願いにも対応して頂きました。やはり本物は違いましたね…
次はライブにて共犯出来る事を楽しみにしております。ハードスケジュールの中、ご出演頂きありがとうございました。
そして今回映像の中に火を自由に使いこなし、より一層映像を派手にして頂いたのが
炎舞集団がぐづち様
まず、打ち合わせの時に僕の中よイメージで見世物=サーカス=炎、パレードに繋がりまして火を吹くような演出がしたいと監督と話をした所、監督の方からオファーして頂き出演を引き受けてくださいました。
依頼は『火を吹く演出』だったのですが撮影になると…
火を自由自在に操り、炎を纏っている。
完全に炎が友達状態で。
またまた『やべえ…本物来ちまったよ…』
と監督と話てました。笑
これまた圧巻され、おかげ様でド派手な映像になりましたね。
本当にお忙しい中ご出演頂きありがとうございました。次はかぐづちさんの本物のShowを見てたいなと思いました。
色々な方のご協力があり素敵なMVに仕上がりました。
最後に…
2日目に撮影場所、まぼろし博覧会の館長様が撮影を見に来てるという噂を聞いたので挨拶をしようと思いどの方だろうと探していたら…
セーラー服着てるおっさんじゃねえか!!
しかも名前はセーラちゃん…
しかもパンチラしまくっても何も気にしてねえ…
わりと普段からセーラー服で活動されてるみたいです…
いや、あんなに変わった場所を創り上げたのだからそりゃ変わってる人なんだろうな…くらいは予想してたけどさ。
想像を遥かに越えてきましたね。
まさに日本のサブカルチャーじゃないでしょうか…
僕はぶっとんだ人が大好きなので、なんだか嬉しい気持ちになりました。
館長さんまでイメージ通りか…
そして、セーラー服なのか…
と。
奇跡は起きるものですね。
願ったり叶ったりのMV撮影でした。
皆様、これからも愛して見てくださいね。
MV秘話でした。