お疲れ様です。
今日はあなたの心を楽にする、アドラー心理学の考え第2弾。
『勇気づけ』をお伝えさせてください。
後輩や患者さん、お子さんやご近所さん。誰かに相談を受けた時はこの『勇気づけ』をベースに話を聴くと良いですよ。
アドラーさんご本人は、実は勇気という言葉はあまり使っていなかったようで、勇気づけという言葉を定義したのはドライカースさんなどのお弟子さんたちのようです。
なので『勇気づけ』を調べると、色々な定義が出てきます。
今日はその中で僕の最も腑に落ちた勇気づけ、3つの定義をお伝えします。
勇気づけ
・これまでの過程、できているところ、本人の成長に注目する。
・成功からも失敗からも学ぶことが出来るように言う。
・良い意図と行動に注目し、その貢献と協力に感謝する。
僕はスマホのメモにこの3つの定義を入れているので、相談やカウンセリングの前や、自分自身がなにかしら迷ったとき、この『勇気づけ』を時々読み返しています。
日々たくさんの相談を受ける中で、今の日本人は結果重視で完璧主義、成果や数字にとらわれるあまり、心を痛め病んでしまうことが多いと感じています。
だからこそ『勇気づけ』は悩んでいる方へ、光のような道しるべのような、そんな効果を発揮します。
目の前の困っているその人にも伝えて欲しいのはもちろんですけど、がんばっているあなたにも伝えたい。
これを読んでくれている
あなた!あなたです!!
あなたの経験は必ず生きてくるし、新人のころから比べると随分仕事ができるようになったでしょ。
採血や点滴の留置、昔は注射器を持っただけでドキドキでしたよね。
そしてあなたのその失敗は、新人さんに伝えてあげれば新人さんの学びになるから大丈夫。
自分は仕事に向いてないと悩んでいたとしても、あなたが夜勤に来なかったら師長も困るし患者さんもさみしがるでしょ。あなたがそこに居ること自体が大事だったりもするんです。
いつもありがとうございます。
と、いうわけで今日はあなたの心を楽にする、アドラー心理学の考え。
『勇気づけ』をご紹介させていただきました。
では復習です。
勇気づけ
・これまでの過程、できているところ、本人の成長に注目する。
・成功からも失敗からも学ぶことが出来るように言う。
・良い意図と行動に注目し、その貢献と協力に感謝する。
お読みいただきありがとうございました。