ようやく花粉の攻撃が緩んできて、僕の目と鼻もなんとか落ち着いてきました。。
東日本、特に東北地方は今がしんどいかと思います。
今年は激しいですよ!
今日は、友人のエピソードを紹介します。
【同居生活の罠】
友人が東京で彼女と同棲していた時のこと。
年末も差し迫る12月、彼は熱を出して彼女宅で寝込んでしまいました。
夕方ぐらいに起きて、少し回復しているのを実感。
「メシでも作ろうか」と思いました。
そこでおもむろに冷蔵庫の中身を確認したところ、肉の類が全く無い。
そうだ、冷凍庫なら何かあるかもしれない、と冷凍庫を開けました。
すると・・・・
【凍った毛皮】
冷凍庫の中にも、野菜しか見当たりません。
しかし、彼は目ざとく見付けました。
「このジップロックの中身は何だろう?」
キッチンペーパーで包んであるそのジップロック、中身を見ると、マフラーみたいな物が入っています。
「マフラー凍らせてどうするんだ?」
彼は疑問に思いました。
そして、もう1つ同じジップロックがある事に気付きました。
それを開けると・・・・
中身の動物と目が合った。
【彼女の事情】
なんと、彼女は、飼っていたペットのチンチラとハムスターが死んだ後、冷凍庫に入れて保存していたのです。
それに気付いた彼、どうしたかというと・・・・
「ああ、なんだ、ペットの死体か。」
あっさり納得してしまいました。
彼は、彼女が帰って来た後、その事について堂々と聞いたんだそうです。
彼女は・・・・
「あ~、見ちゃった?絶対秘密にしておきたかったのに・・・・。」
「埋めようと思って移植ゴテも買ったけど、踏ん切りがつかなくてそのまんまなんだ。申し訳ないと思いながら。」
その説明を聞いた彼は、「一緒に埋めよう」と言い、特に問題にしませんでした。
ただ、「僕達の関係は、常にオープンでありたいから、そういう秘密はあったとしても話して欲しいんだ。」と言いました。
【一般的にはどうか?】
この話を男性の友人達にしたところ、「俺絶対無理、即その家出るわ。」「ありえない。気持ち悪い。」という反応が殆どでした。
冷静に考えたら、普段我々が食べている肉は、牛や豚を切り刻んだ肉片です。
チンチラやハムスターの完全体が冷凍庫に入っていたからといって、どうという事はない、とも思えます。
しかし、友人達は口を揃えて、「別れ話をしたら、彼自身が冷凍庫行きになるかもよ。」と言います。
その種の気持ち悪さがあるわけです。
皆さんは、付き合っている異性に言えない秘密がありますか?
秘密を打ち明ける事は、信頼関係の強化に繋がります。
今回の彼は寛容な人間でしたが、隠していて気付かれて、人間関係が壊れてしまう恐れも十分にあります。
他人には明かせないような秘密を共有し合える仲になってこそ、同居生活を続けるパートナーになれるのではないでしょうか?