面白いコラムを見付けました。
http://news.ameba.jp/20120722-490/
↑これは衝撃ですねぇ。
相手の過去には見たくないモノ、聞きたくないモノが含まれています。
それを受け止めて未来へ進みたいところですけれど、消化不良起こすほどのものもたくさんありますね。
今日は、そんな過去の傷に現在も苦しめられている、ある友人のエピソードを。
◇謎の嗚咽◇
ある飲み会での事。
その友人がトイレに立った後、しばらく出て来ないので、心配になってノックしました。
返事のかわりに聞こえて来たのは、「うっ!オウッ!うぅ!」という呻き声。
酔い過ぎて吐いていると考えるのが普通ですね。
でも、それはありえませんでした。
何故なら彼は、この飲み会の運転手役で、お酒は一滴たりとも飲んでいないからです。
トイレから出て来た彼は、顔色が悪いわけでもなく、吐瀉物の臭いもしませんでした。
妙だったのは、「大丈夫か?」と触った腕に、かなり鳥肌が立っていた事。
一体彼に何が起きたのでしょうか?
◇女性に魅力を感じてはいけない◇
その場で彼は、何故そこまで苦しんだのかを誰にも言いませんでした。
その真相は後日打ち明けてくれました。
「飲み屋の女性に魅力を感じてしまったんだ。手を触れた瞬間、鳥肌が立って、凄く辛くなった。」
男性としては喜ばしい事のはずなのに、彼にとっては「辛くなる」らしいです。
どのように辛くなるかと言うと、「ぞわーっとして、鳥肌が立ちまくる」「胃が気持ち悪いわけでもないのに、吐き気がする。出て来るのは食道の粘液ぐらい?なんだけど。」だとか。
◇何故そこまでなる?◇
彼には、昔すごく好きだった女性が居たんだそうです。
その女性以外を好きになる事を、彼自身は強く拒絶しました。
しかし、その女性と彼が結ばれる事はありませんでした。
「彼女でなければダメ」という強い暗示と刷り込み効果により、その恋愛が上手く行かず終わった後も、他の女性に対する拒絶反応が心と体の両方に表れているのではないか、というのが本人の分析です。
本人としては、次の恋愛に行きたい気持ちはあるんだそうです。
けれど、「中途半端に魅力を感じるのはストレス」なんだとか。
「自分がその女性を幸せにできる感じがしない」「逆に相手からも愛される気がしない」のに、魅力を感じてスケベ心が湧いたりすると、強烈な拒絶反応が出てしまうそうです。
苛立って、そうした女性に攻撃的な態度を取ってしまう事もあるんだとか。
彼は結構イケメンだし、モテてもおかしくない要素をふんだんに持っています。
けれど、そういう事情から、女性を拒絶するオーラを出してしまっており、結局今でも良い相手と巡り会えていません。
本人も、女性からしても、「付き合う」事がしんどい相手。
そんな彼を「ハズレ」とするには、あまりに惜しい、もったいない、そう思います。