ウメと聞くたび
なににこがれて書くうたぞ
一時にひらくうめすもも
すももの蒼さ身にあびて
田舎暮しのやすらかさ
けふも母ぢやに叱られて
すもものしたに身をよせぬ
室生犀星を思う。
日本では一般的にウメとスモモは別の時期の咲くもので、
もちろんサクラも咲く時期が違うと知ったのも
この詩を習った時だった。
同時に一度にひらくすめうももと頭に浮かべるまでがセット。
若い時に旅先で二月あたりに梅の花を見た時に強烈に家に帰りたくなった。
私にとっては冬は雪で埋まり、真っ白になる季節でそれの時期を愛していると言っても過言ではない。
除雪はしんどいし、寒さは窓を凍らせる。命の危機すらある。実際、雪の事故や凍死もある。
それでもしんしんと降る雪を眺めるのは好きで心が踊る。
寒いのは嫌いなのにおかしなものだと思う。
ふわふわと降り積もる雪を素敵に思う。
雪遊びグッズを持って外に出てしまう。
除雪のほとんどを夫任せだから素敵とか言ってられるのかもしれないけども
ここにつけるのもアレだけれど
雪国でのTNRは厳しいと思うのです。