きっと生涯、私の反面教師となるの だろう。
チルは、そんな事を考えている根性曲がりのガキの頃の私にいつもと変わらないしっぽ振りで出迎えてくれた。
腕時計なんて持っていない当時の私は、時間が分からない。
私の田舎特有のリアス式海岸は、桟橋から、向こう岸の人家が見える。
何時間かすると、ひとつ、またひとつ、人家の照明が消えていくのが分かる。
『あの家の電気が消える頃には親父は寝てるやろ』
唯一、私が上から目線で言えるチルに、偉そうに私が話しかける(笑)。
チルは、速い呼吸で一瞬、私の顔を見るが、すぐに知らん顔(笑)。
『知らん、勝手にしろよ』と言わんばかりに(笑)
それは、それで心が和む。(笑)
家に帰り着くと、親父が起きてるようなら、チルと床下へ、寝てるようなら、細心の注意を払い引き戸を開けて、忍び足で布団へ(笑)。
とにかく、チルには助けられた。
転校して市内に来たと時を同じく、チルは親戚のおばさんが引き取ってくれた。
晩年は、田舎に帰っても、実家に帰らない私は、チルの散歩が楽しみだった。
チルは、そんな事を考えている根性曲がりのガキの頃の私にいつもと変わらないしっぽ振りで出迎えてくれた。
腕時計なんて持っていない当時の私は、時間が分からない。
私の田舎特有のリアス式海岸は、桟橋から、向こう岸の人家が見える。
何時間かすると、ひとつ、またひとつ、人家の照明が消えていくのが分かる。
『あの家の電気が消える頃には親父は寝てるやろ』
唯一、私が上から目線で言えるチルに、偉そうに私が話しかける(笑)。
チルは、速い呼吸で一瞬、私の顔を見るが、すぐに知らん顔(笑)。
『知らん、勝手にしろよ』と言わんばかりに(笑)
それは、それで心が和む。(笑)
家に帰り着くと、親父が起きてるようなら、チルと床下へ、寝てるようなら、細心の注意を払い引き戸を開けて、忍び足で布団へ(笑)。
とにかく、チルには助けられた。
転校して市内に来たと時を同じく、チルは親戚のおばさんが引き取ってくれた。
晩年は、田舎に帰っても、実家に帰らない私は、チルの散歩が楽しみだった。