米国産飲兵衛ジェームズ: 1991年7月-2 | 生き方を真剣に考える

生き方を真剣に考える

名言・インド・七転び八起き等をテーマに、生き方を真剣に考えてみます。何かのお役に立てれば幸いです。!(^^)!

この半年間ほど銀行の放課後授業で英会話講座を取っていて、ジェームズ・フィネガン先生のクラスが最後ということで同級生とともに送別会をした。

 

フィネガン先生は中肉中背アメリカ人だが、いわゆるステレオタイプ的に陽気ではなく、むしろ落ち着いた30代オヤジ。ユーモアのセンスは冴えていた。奥さんが日本人なので恐らく日本語をかなり理解しているが、日本語は一切話さない。テッペンはフランシスコ・ザビエル風だった。

 

一通り飲んで騒いで、帰ろうとすると「もう一軒行こう」とフィネガン先生。それは主賓の要望であれば行きますよ、ということで浅草「ニュー浅草 本店」へ。

 

ここでフィネガン先生が提案したのは、10円玉をテーブルに打ちつけてグラスに放り込むゲーム。親指と人差し指で10円玉の両端を挟み、この状態でテーブルのへりに上から下に打ちつけて10円玉を上に跳ね飛ばす。これでうまくやると硬貨が目の前に置いたグラスに飛び込む。

 

うまく入れられたら周りの誰かにイッキ飲みをさせられる。入れられなかったら自分がイッキだ。酔っ払ってそういうゲームを始めると、ますます酔いが高じて収拾がつかなくなる。翌日は地獄の三丁目。一日中完全にグロッキーでも夕方には復活してまた飲みに行く、というのが標準的な銀行員だった。きっとフィネガン先生も似たような類の飲兵衛だったのだろう。

 

ALL RIGHTS RESERVED: RM-Hiro/ ホームページに掲載されている情報(ただし、著作権法に規定された「権利の目的とならない著作物」を除きます。)は、著作権の対象であり、法律によって保護されています。

↓↓↓参加しています。クリックを宜しくお願い致します☆

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 生き方へ
にほんブログ村