バブル崩壊期の組織改革: 1991年5月-3 | 生き方を真剣に考える

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さて4月1日付けの大がかりな組織変更と人事異動により、ディーリングルームも色々な意味で様変わりした。それがきっかけとなったのか親分格の谷田川さんが「資金センターの将来を考える会」的なグループを立ち上げ、参加するように声をかけてくださった。

 

初回会合には谷田川さんのほかに島沢さん、指本さん、猪飼さん、伯野さんが参集。

「最近の資金センターを見るに、役席者がほぼ入れ替わり、派遣される研修生もなかなか定着せず、かねてから潜在していた諸問題が顕在化してきている」

「我々中堅スタッフが主体的に問題解決に取り組まなければ、資金センターの発展は望めない」

といった問題意識が共有された。現場の問題点は現場の経験豊富な中堅スタッフが一番よくわかっている。谷田川さんと島沢さんは年次が上ということもあり、適時にリーダーシップを発揮してくださり有り難かった。

 

ところでこの月には後にバブル経済の象徴といわれるジュリアナ東京がオープンした。山手線田町駅から徒歩10分ほどの場所。私が実際に行けたのはオープンの数年後だが、その人気は日々にうなぎ登りだった。

 

ジュリアナ東京で特に有名だったのは「お立ち台」で、高さ1.3cm 幅6~7m の、フロアーに向かって扇の弧の形になった台をいう。ここに美人でスタイルが良い女の子だけが立ち、踊ることができる。

 

女性の服装は体の線を強調するボディコン・ワンピース(「PINKY & DIANNE」や「VERSACE」など)が主流で、丈はミニ。ノーブラも珍しくなかった。そんなイケイケギャルたちがお立ち台に乗って派手な「ジュリ扇」(ジュリアナで配られる扇子等)を翻しながらパンチラで踊るのだから、若い男たちには堪ったものではない。

 

大蔵省と日銀がバブル潰しに躍起になっていたが、多くの若者たちはこんな好景気がいつまでも続くと信じていた。この頃の六本木ではBMW3シリーズが非常によく見かけられたため「六本木カローラ」などと呼ばれていた。そういう時代だった。

 

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