4日に空手の芦原会館(新宿)にいつものように稽古に行くと、大柄な白人が見学していた。稽古の後に話をすると、アメリカから格闘技の武者修行に来たという。名前はジェームズ・ベンソン。
面白そうなやつなので翌日、水道橋の駐車場で一緒に稽古をすることにした。アメリカでは極真空手3段、中国拳法6段の腕前。体格は身長185cm, 体重110kg といったところか。体が大きいだけにパワーが半端なものではなく、回し蹴りに吹き飛ばされそうだった。こんな大男がゴロゴロしている国と戦争したら、そりゃ負けるわな。
ジェームズの計画はこれから2年間、英語講師をしながら日本でできるだけ多くの種類の格闘技を学ぶ、というもの。渡日にあたり車から家財道具まで一切合切を売り払い、身一つで来たという。その心意気や天晴れ、なので仕事探し中の約1週間はうちの狭いアパートに泊めた。幸いに男好きというわけでもなく、危険な目には遭わなかった。今は消息もわからないが、日本で格闘技の神髄を学んでくれたことを祈る。
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