2月16日 №1837
こんにちは。
姫路・加古川を中心に
ひのきにこだわった家づくり
笑顔の家族製作所のカントクです
この前のブログで木の
上下(株と末)の話をしました。
↓木の上下のブログ
今日はもうちょっと木の話を
したいと思います
木には上下もあれば
表裏もあるってご存じですか
一般的には木の外側が表
木の内側(芯に近い側)を裏
と言います
年輪なんかを見ればよくわかります
年輪の輪が小さくなって行く方が
丸太の芯に近い方なんです。
そっちが裏で逆の外部の
空気に近い方が表となります。
それがどーしたってな話ですが
昔は家のあらゆるところに木が
露出しておりました。
そこで木を扱う時に人に触れる面を
木表、壁などに隠れる方を
木裏にして施工してたんです。
って言うか今でも木を露出して
施工する時は注意して施工します。
もちろんワイら材木屋も材を
選別して出荷してるんよ。
なぜなら木の性質にあるんです。
木は製材して乾燥すると
反ったり曲がったりします。
それは木の性質であって
しょーがない事なんです。
そしてその反りは木の年輪の
丸い方向と逆の方向に反ります。
さっきの画像で言うと
両側の白木部分が木表側に
反って行くんです。
↓こんな感じになる
ちょうど事務所に杉の
サンプルがあったから見ると・・・
両側が膨らんでるでしょ
木表が人が触れる面に来ると
こんな感じ↓
木の目がかぶさるんで
木のささくれも少なく
服などを引っ掛ける心配も少ない。
逆に木表が人が触れる面に来ると
こんな感じ↓
木の目が開くとスキマも開き
ささくれが出て服も引っ掛けて
ケガする恐れもでてくる
無垢の床材なんかは靴下引っ掛けるし
小さいお子様も床で遊ばせなくなる
無垢の床材は冬場にジョイントの所が
少し盛り上がって感じる事がある。
これは無垢材の特徴なんで問題ないんよ
製品として売られてる無垢の床材は
ちゃんと製造してるから大丈夫
最近はやりのDIYや自分達で
施工するんが流行ってるけど
こういう知識はちゃんと持ちたいね
ホームセンターなどで安い材を
買ってくるんも良いけどね・・・
自分達で施工する用途を考えて
それに合う木表、木裏もチェックして
購入、施工する事をオススメします
最後まで読んで頂き
ありがとうございました
桧笑家 HISHOYA
株式会社 タカモク
姫路市手柄2-113
堂の前マンション104
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