10月29日 №997
こんばんは。
姫路・加古川を中心に
ひのきにこだわった家づくり
笑顔の家族製作所のカントクです
先日、現場での打ち合わせが
大事とブログに投稿しました
↓現場打ち合わせのブログ↓
どうなんやろ・・・
こんなんブログでワイは言うてるけど
実際現場で打ち合わせしてる
建築屋さんって正直聞かへん・・・
そりゃ現場打合せは車でガソリン使って
時間かけて行かなアカンし、重たい資料や
カタログも持参せなアカンし・・・
手間暇かかるんよ・・・
事務所や会社の机の上で
出来たらラクチンですよ・・・
でもワイが現場打合せに
こだわるのは理由があるんよ
以前職人さんとビール飲みながら
現場打合せの事や家づくりの事を
ワイが熱く語ってもた・・・
酒も入ってるからね・・・
調子よくしゃべった後に
その職人さんが・・・
「高橋さんに頼めば良かった・・・
ウチの家づくりはそんなん
全然無いし、物も言われへんかった」
詳しく聞いてみると・・・
地域の分譲系の住宅会社で
家を建てる事になったらしい・・・
間取りを決めたらまだ着工も
してないのにクロスから何から
全部決めて最終決定の印鑑を押す。
後から不安になったり、「大丈夫かな」
と思っても印鑑押してるから変更するのが
なんか悪いみたいな感覚になった・・・
奥様もこれで良いのかどうなんか
わからんままに、言いたい事も言えず
現場が着工してあっと言う間に完成した。
もちろん現場打合せなどなく
印鑑押した仕様書の元に
家は完成して引き渡された。
やっぱり後から「あーすれば、こーすれば」
みたいな事はあったけど、家づくりが
初めてやからわからんまま終わった・・・
「みんなこんな感じなんかな」
と思って自分達を納得させたらしい
それを聞いてワイは
自分がやってる事は
間違ってないと確信したんよ
確かにワイがやってる事は
効率が悪い事かも知れへん・・・
印鑑押させて、気持ちを縛って
有無を言わせず進めて行っても
悪い事は無いかも知れません。
後からなんか言われても
「あなたが印鑑
押した通りです」
って建築屋は言えるからね・・・
でもそれって家を作って
お金をもらうのが仕事になってないか
その後の暮らしの事は
二の次になってないか
その後何十年も暮らす
お客様の気持ちは無視してないか
もちろんワイも家を作って
お金を頂戴して飯食ってるよ
でもね、代金もらって終わりちゃうんよ
その後の暮らしを応援できないと
建築屋ではないんよ
手間暇をムダと思って省略し、
身を守るために印鑑で縛っても
お客様はやっぱり笑顔になれんよ
その一時の会社だけが
笑顔になるだけなんよ
ワイがそうは言うてもOB施主様の
所行くとやっぱりあーすれば、こーすれば
ってな話にはなるんよ
やっぱり住んでみないと
解らん事もあるからね・・・
でも皆さん言うてくれるんが
「後悔はしていない」
あれだけの時間を共有して
現場でもたくさん話したんやから
家づくりには納得してる。
そりゃ住んで初めて気づく事くらい
ありますよ~って言うてくれるんです
手間暇かかってムダやから
省略するんやないんよ
手間暇かけて丁寧に作っていくから
ご家族が笑顔になれるんよ
最後まで読んで頂き
ありがとうございました
桧笑家 HISHOYA
株式会社 タカモク
姫路市手柄2-113
堂の前マンション104
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