今日は久々の洗濯日和です
不登校の子供たちにとっては絶体絶命のように思えた8月31日が過ぎ、
秋が始まりました
今日はお家にこもって2年近くになるお子さんをもつ友人へ
あてたメールを記してみます。
学校へ行かなくなった当初の混乱や痛みは癒えたようにみえるが
母子ともにぬるま湯のような毎日に
いずれこのぬるま湯も冷え切るときがくるだろうと
戸惑っているお母さんです。
家をでていようとこもっていようと 本人がどんな心でいるのか、
が大切で、言い切ってしまえば大切なのはそれだけです。
なので本人が心から幸せそうでないなら、
何かしらの働きかけがほしいところです。
自由に外へ行けても地獄のような心持ちの人もいますし、
大切なのは、
まずは
外付けの条件とか状態とかは所詮変わっていくもので
結果にすぎず、その結果自体は屁のようなものだなあと思います。
自分の子育て自体が、つかの間喜んだり、
私はそれに一喜一憂してました。
それも人間らしいといえば人間らしいのですが、
この年になってやっとそこをぬけ、
その人の状況ではなく、
私は我が子が不登校だったころ、このことは分かっていなかった。
私がしたことで役に立ったと思っていることは、
ひょっとしてこんな親あてにならないとこちらが見極められたのかもしれません。
では親に何ができるかといえば、
ポインター
としての役目ということに尽きるかと思います。
子供に力はあるのです。
けれどそれに気づけずにもがいているのなら、
唯一身近なところにいる
ポインターというのは助言、アドバイスなどをする人、指揮する人という意味ですが
ここではしかるべきポイントできっかけを与える人というぐらいの意味に
とらえてください。
この後はこの友人のお子さんに合わせたささやかな提案となりました。
この子がかわいそう
この子のことは私が一番わかっている
私がなんとかしなければ
というりきみや思い込みをすてて、まずは生活のリズムや顔色、食事、
ちょっとした言動も静かに観察してみましょう。
ゲームを楽しそうにやっていてもそれだけでは満たされていないのは
気づいていますよね。
もう少し瞳がかがやくようなことを提案したり持ち込んだりすることは
そんなにたいへんなことではないはず。
だってそれによって学校へ行くことにつなげろとか
社会へ出ていく練習にするとか言ってるのではなく
ただ家にいてもできる瞳が輝くようなことのきっかけを
提供してみようよと言ってるだけです。
Photo by Y.Narumi
過去の後悔(今さらいっても仕方ない)
未来への不安(今からいっても仕方ない)
今という時間だけが持っている力を
おおいに楽しく使いたいものですね:*:・( ̄∀ ̄)・:*: