ザ・キャビンカンパニーは、二人組の美術家です。

大分県の廃校をアトリエに、絵本や立体作品を制作します。

 

東日本大震災当時、美大の学生だったお二人は、「こんな時に芸術は無力だ」という教授の言葉とともに大学を卒業しました。

 

友人がみな就職する中、山奥の廃校で「無力」と言われた芸術を軸に生きていくことを決めた二人が生み出す作品たち。

 

 

力づよいのに、ほんわか、のんびりする、不思議な展覧会でした。

 

 

〈「ボンボとヤージュ」原画〉
 
 
〈アノコロの国〉

段ボールでできた巨大な作品たち
 
 

こういうの好き
 
 
コープおおいたの「おさんぽコープ」に連載された、コープ商品のイラスト

あったかくて、なつかしい感じ
 
 
(株)明治とのコラボ絵本「ミライチョコレート」の原画

 
 
絵本ができるまでの過程が紹介されていました。

 
参考として
 
ジョージ・オーウェルの「1984」とか、ジャレド・ダイアモンドの「文明崩壊」
土井善晴の「一汁一菜でよいという提案」など
 
 
関連で、映画「巡るカカオ」も上映されていたようです!
 
 
 
 
これまで制作された40冊の絵本とその原画400点が並ぶお部屋
 

思わず「わっ」と言いそうになります。
 
たのしい、たのしい!
 
 
手に取って絵本が読めるコーナーもありました。
 

 
 
作品のテーマは〈子ども〉

 
 
「子どもは自然界に匹敵するパワーを持っているから」
みたいなことが書いてあったな
 

 
 
〈廃校のコラージュ〉

 
 
〈童堂賛歌(どうどうさんか)〉

 
服という最初に身に付けている「ルール」、それを脱いでもらって、子どもたちが遊んでいる姿をそのまま描いたものだそうです。
 
 
そうか
 
 
絵を見ている間、ずっと感じていた気持ちよさは、この解放感かな。
 
 
 

垂れて下にたまった絵の具の〈かけら〉は、図録とセットで販売されている絵本に、おまけみたいについていました。

 

 
はい、では
 
 
今日の私のお気に入りの一枚

いい夢見られそう
 
 
実はこっちと迷ったんだけどね。
 
 
 
おつき合いありがとうございます。