上野で開催中のマティス展

ちゃんと予習してから行ったんですよ。

 

 

 

 


立ち読みだけど……

 


 

一部撮影できました。

 

《扇を持つスペイン女性》
 
 
 

《若い女性の肖像》
 
 
これ、何かよくないですか?

と言いながら、タイトルはわからない。
 
 
 

《ニースの室内、シエスタ》
 
 
 

《緑の大理石のテーブルと静物》
 
 
 

《赤の大きな室内》
 
 
 

《若い女性と白い毛皮の外套》
 
 
 

《自画像》
 
 
 

《眠る女性》

ブロ友さんが「うっとりするような」と評していた線

 

美術展をはしご②『マティス展』|本を読んでも賢くなりません。

 

 

 

展示は切り絵へと続き、見覚えのあるポスターのような絵が並びます。

 

マティスが切り絵を創作するようになったのは病後、体力が衰えたためだったとか。

 

展覧会のラストは、マティスが最晩年に手がけ、最高傑作のひとつとも言われる南仏・ヴァンスのロザリオ礼拝堂。

 

礼拝堂の一日が大きなスクリーンに映し出されます。

 

白と青を基調とした明るい空間。

法衣までがマティスのデザインで、カトリック教会とは思えないかわいさらしさです。

 

 

 

撮影できない部屋でも印象に残った絵がいくつもありました。

 

《コリウールのフランス窓》1914年

未完だそうです。

 
 
 

《豪奢・静寂・逸楽》1904年

 

 

新印象派風に描かれたマティス初期の作品で、「ポール・シニャックの提唱した分割主義の技法を用いた最も重要な作品のひとつ」とのことですが、自分で書いていて何のことだかさっぱりわかりません(笑)

 

タイトルの《豪奢・静寂・逸楽》は、『悪の華』(ボードレール)の「旅への誘い」という詩に出てくるフレーズです。

 

 

彼処では、すべてがただ秩序と美しさ、奢侈、静けさ、そして逸楽

 

 

マティスは、友だちのルオーと一緒に『悪の華』の挿絵も描いていたそうです。

 

美術と文学の世界もつながっていますね。

 

 

《本を読む女性》1895年

 

 

 

『ボードレール全詩集Ⅰ 悪の華他』

1998年4月23日発行

ちくま文庫

カバー装画はマネ《ボードレールの肖像》(1867-68)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おつき合いありがとうございます。