アメブロの大先輩、つくもさんがご覧になって、「見ると心が広がっていくような感覚を覚えます」とおっしゃる美術展。
落ち着かない毎日、「智積院の名宝」|本を読んでも賢くなりません。
ここのところ寒いせいか、身も心もちぢこまってる私としては、ぜひ心をひろげたい!
というわけで、行ってまいりました。
11時ごろ、会場に到着しましたが、50人ぐらいが3列に並んでます。
案内の方によると、最終週なので、週明けから大混雑とのこと。
20分ほど待ちましたが、中に入るとまあまあゆっくり見られました。
秀吉が3歳で亡くなった息子・鶴松(棄丸)の菩提を弔うために制作を命じたという、豪華な障壁画郡に目を奪われます。
《楓図》
《桜図》
《松に黄蜀葵図》
《松に秋草図》
《雪松図》など、長谷川等伯・久蔵親子とその一門による障壁画はすべて国宝です。
長谷川等伯・71歳のときの作品《十六羅漢図》も、豪華絢爛な障壁画とまた違って、楽しめました。
堂本印象による《婦女喫茶図》《松桜柳図》というのも、お寺の襖絵にしてはモダンです。
狩野派の影響を受けたという、徳川綱吉の《蓮舟観音図》なども見ることができました。
館内は撮影不可だったので、ご参考までに公式動画です。
展覧会は22日まで。
と、ここで気づいたのですが、智積院っていつもお世話になっているブロ友さんが、「この横の道を曲がる」とか、ここを「後にして」とかおっしゃってるお寺じゃないですか?!
改めてブログ内をうろうろさせていただきましたら、たくさん出てきました。
智積院に実際に行かれて、屏風絵などをごらんになった記事がアップされています。
第53回京の冬の旅その7 智積院再び1-1|レレレの行ってみたらこんなとこ!
美術館で観られたのもよかったですけど、現地で観るとまた違うんでしょうね。
ニッポンの未来が心配になるほど、閑散とした平日のミッドタウン
萩藩・毛利家の麻布下屋敷の庭園跡
檜町公園
ごらんいただきありがとうございます。