思い立って、秋の樽見鉄道③~樽見鉄道スリーナイン | Rこまなか『伊勢志摩は今日も鉄日和♪』

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伊勢志摩の鉄道風景を描き撮る日々。
子供の頃ワクワク気分で眺めた列車の姿…。
レールの響きを聞きながら、どこかへ旅したいという想いとともに。
時々、あの街この街へも遠征。
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美江寺駅で再び樽見鉄道に乗車。


そして沿線の中心『本巣駅』から
いよいよ物語(演劇)はスタート。







何もない田舎が嫌で故郷を飛び出した主人公が
子どもの頃に空想した理想郷・『ネオロサード』

二つ目のトンネルの中にある架空の駅が
その理想郷への入口なのだ。







『樽見鉄道スリーナイン』


劇団シアターキューブリックが全国で繰り広げてきた鉄道演劇の一つ。
実際に走るローカル鉄道の車内を劇場にしてしまう。


樽見鉄道では2014年に演じられ、その時は知らず…。
2015年の『ひたちなか海浜鉄道スリーナイン』で初観劇。
この時、今やご贔屓の谷口礼子さんに出会う。


その後手に入れた『樽見鉄道スリーナイン』のシナリオをバッグに
秋の樽見を訪ねたのだった。







実際に私の乗る樽見鉄道には
架空の駅はなく、さっと通過。
…上演時には、ちゃんとトンネル内で停車したのだとか。







トンネルを抜けると、木知原駅。
『こちぼら』と読む。
樽鉄で私が一番好きな駅。



物語では、ユニークなキャラクター達が乗り込んでくるのだが
…この日は誰もホームにはいない。




そして列車は
いくつもトンネルをくぐり
いくつも小さな駅に停まり
いくつも鉄橋で川を渡り
やがて終点樽見駅へ。

 

 

 

 






物語も列車もここで折り返し
第二幕(復路)へと突入。

登場人物たちの今と過去と空想の世界が交差して

故郷とは…
家族とは…

物語は観る者に投げかける。




無人駅のホームで
シナリオのページを開いてみる。





実際の劇は観てないけれど
私なりの登場人物たちが
目の前の景色と列車を舞台に物語を繰り広げるのだった。



『谷汲口駅』も物語に登場する駅の一つ。



駅名標をこんなふうに撮ったのは
主人公『わたし』を演じる女優さんへのオマージュ。(*^^*)


いつの日か…
再上演を期待する秋の日でありました。

 



【ひたちなか海浜鉄道スリーナイン(1)~会いたい人への想いを乗せて…】
【ひたちなか海浜鉄道スリーナイン -spring version-】


(樽見鉄道)

 

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