こんにちは
となりのカウンセリング石巻の佐々木です
ブログを読んでくださりありがとうございます
今回は【DVをする人の心理とそのサイクル】についてブログを書いていきます。
まず、DVとは『ドメスティック・バイオレンス』の頭文字をとった言葉です。
直訳すると『家庭内の暴力』と言います。
DVが起きる原因としてする側とされる側の力関係が影響しております。
DVをする側の人の心理としては❝相手を支配したい、コントロールしたい❞と思っております。
そしてDVをされる側の人は❝我慢すればいい❞と思っています。
この力関係が『支配する側』と『支配される側』になってしまい、DVが起きてしまうのです。
DVをする側の人のほとんどがDVをしている自覚がなく、むしろ「自分の方が被害者だ」と思っている傾向にあります。
自分の言っていること、やっている事が正しいと思い込み、相手が間違っているという認識のため、相手に対して「自分を怒らせる人」という意識もあります。
そのため、「手や足、物が出ることは仕方のないこと」という思考を持っているのです。
また、自分の事を好いているならば、自分の思い通りにしてくれるはずと思い込み、相手がそれをしてくれないと相手をコントロールしようとDVをしてしまう傾向にあります。
中には、本気で相手のためにと思っている方もいらっしゃいます。
今後困らないように、何度も同じ事が起きないよう暴言や暴力で躾をしているという思考を持っています。
こういった歪んだ認知を持っているため、これが普通だと思い、DVをしているという自覚なしに相手を支配していくのです。
そしてされる側は『我慢をすればいい』と思っているため、たとえ理不尽なことでも「耐えればいい」と我慢をしてしまうのです。
過去に言い訳や自分の感情を表すとより酷い扱いを受けたという経験から、「耐えた方がまし」と認識してしまったパターンが多いです。
また、される側は「自分が悪い」と思っている傾向にあります。
元々自己肯定感や自分に自信がない人であったり、周りから「お前が悪い」と言われ続けられた場合、自分が悪いという思考になってしまいます。
そして、する側のいい所を見ようとして「本当は優しい人」「きっかけがあれば変わってくれる」「誰でも怒りたい時はある」などといいように考えてしまい、結果的に我慢をしてしまうのです。
次回はDVのサイクルについてもう少し詳しく書いていきます。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
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