こんにちは
となりのカウンセリング石巻の佐々木です
ブログを読んでくださりありがとうございます
今回はアルコール依存についてなぜ依存をするのか、そして家族や友人にできることは何かについてブログを書いていきます。
クライアントさんの中には
「気づいたら、毎日飲んでいた」
「家族の飲み方が最近、ちょっと怖い」
というご相談をいただくことがあります。
実はアルコール依存は遠い世界の話ではありません。
誰にでも起こり得ることです。
そして、それは「意志が弱いから」ではありません。
アルコールへの依存は、実は“心の叫び”であることがほとんどだからです。
孤独、ストレス、自己否定感、過去のトラウマ。
それらを紛らわせるための手段として、アルコールが選ばれます。
「飲んでいるときだけ、自分を責めなくてすむ」
「あのつらいことを、少しだけ忘れられる気がする」
こういった気持ちは、心の奥でずっと叫んでいたものであり、誰しもが現実逃避をしたくなった時の手段なのです。
アルコール依存は「症状」ではなく「心のサイン」になります。
多くの人が本当はアルコールを辞めたいと望んでいます。
「アルコールをやめたい、でもやめられない」
ですがその葛藤である、「やめたい理由」よりも、「なぜ飲んでしまうのか」に目を向けることが大切です。
心理カウンセリングでは、「どうして飲むようになったのか」「何を満たそうとしているのか」「本当は、どんなふうに生きたかったのか」などを一緒に探っていきます。
そして、家族や友人がいくら「やめて」と言っても本人はやめられません。
むしろ責められることで、余計に飲酒が悪化することもあります。
家族や友人としてできることは、「あなたはひとりじゃない」と伝えること。
そして、一緒に専門家のサポートを受けることです。
心理カウンセリングというと、何か重たいものに感じるかもしれません。
でも実際は、「少し話を聴いてほしい」「整理がつかない心の中を一緒に見つめたい」という気持ちで大丈夫です。
カウンセリングは、自分や大切な人を救う“きっかけ”になります。
アルコール依存は誰かのせいでも、自分のせいでもありません。
それは「助けを求めている心のサイン」だからです。
誰かを責めることも自分を責める必要もないのです。
そのサインに、今、気づけたこと。
それこそが、希望のはじまりです。
もし、少しでも「気になる」「話してみたい」と思ったら、お気軽にご相談ください。
あなたと、あなたの大切な人が、もう一度「自分らしく生きる」ための一歩を一緒に探していきましょう。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
となりのカウンセリング石巻では心理学・脳科学を用いてカウンセリングを行うと同時に、「この先困ったこと・悩み・不安や心配などが出来ても自分で解決できる力をつけて卒業していただく」を目的にしております。
また、家族や身近な人のために自身で相談に乗ってあげたい、助けになりたいという方には❝カウンセリングの技術❞を教えております。
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