こんにちは
となりのカウンセリング石巻です
ブログを読んでくださりありがとうございます
今回は【大人の愛着障害の特徴】についてブログを書いていきます。
以前子供の愛着障害についてもブログを書いています。
詳しくはそちらに書いてありますので、合わせて読んでいただければと思います。
大人の愛着障害の特徴①対人関係が苦手
大人の愛着障害の人は他人との距離感が分からず、上手くコミュニケーションをとることが出来ない傾向です。
トラウマや傷があるため他人と積極的に交流することが出来ずに他人を大きくさける人もいれば、逆に積極的に交流をしていき過度に依存をしてしまうケースもあります。
また他人を信頼したり人に頼ることが苦手なため、一人で抱え込みがちです。
そのため仕事などでミスが続いても、誰かに相談することが出来ず大事になってしまう事があり、結果上司などから責められたり仕事がうまくいかないことで、うつ病などの精神疾患になったりもすることもあります。
大人の愛着障害の特徴②情緒が不安定になる
上記にも書きましたが、愛着障害の人は他人を避ける人もいれば、過度に依存をする人もいらっしゃいます。
過度に依存をする人は他人の一言でひどく落ち込んみますが、落ち込んだと思ったら過剰に怒ったり攻撃をするなど、情緒面が不安定になりやすい傾向です。
大人の愛着の人は、感情のコントロールが出来なかったり融通が利かないと思われてしまうため、建設的な話し合いが出来ずコミュニケーションをとることに問題が出てきます。
そうして仕事や家庭生活が困難になり、職場や家族とのかかわり方が分からず周囲も自分も困惑していきます。
また情緒が不安定のため、子供や妻・夫、パートナーや恋人などに対してどう愛情を受け取っていいのかもわかっておりません。
自分自身もどう愛情を注げばいいのか分からず、子育てやパートナーシップでは苦労をすることも多いです。
大人の愛着障害の特徴③アイデンティティが確立できない
愛着は他人と信頼関係・自己肯定感・自尊心・自立心など❝自分❞と言う存在を発見していくことで、アイデンティティが確立されて行きます。
アイデンティティとは❝自分らしさ❞や❝自己の確立をすること❞をいい、そのアイデンティティの確立が出来ないと、人生の選択や決定することが困難となり、苦労しやすいのです。
例えば自分が何をしたいのか、自分の価値感が何か、自分が何を大切にしているのかが分からない状態は目的がない為、迷いやすくなります。
つまり、価値観も定まっていない状態であったりするため、自分らしさが分からずどこに進めばいいのかも分からなくなり、生き方を迷ってしまうのです。
大人の愛着障害の特徴④試し行動をする
大人の愛着障害の人は試し行動をする傾向にあります。
試し行動とは、相手の愛情を確かめようとわざと怒ったり、無視をしたり「死んでやるー!!」と脅したりすることです。
大人の愛着障害の人で依存する人がいますが、愛着障害の人は愛情の受け取り方が分からないのと、自分でもどう愛情表現をしたらいいのか分かっていない人が多く、相手と強くつながっていたいと思うと束縛をしたり、依存をしてしまいます。
そして他人を信頼することが出来ないため、すぐ不安になり過度に心配したりするのですが、その不安を拭う方法として試し行動をしてしまうのです。
試し行動をすることによって例えば、わざと怒ることで相手が「どうしたの?」「ごめんね」「好きだよ」などと反応をくれると『自分のことが好きなのだ』と安心をします。
逆に反応がないと「自分のことが嫌いになったのだ」と極端な思考へと変換されてしまうのです。
大人の愛着障害は治らないと思っている人がいますが、そんなことはありません。
きちんと対処をしていけば克服していくことは可能です。
次回は愛着障害の解決方法についてブログを書いていきます。
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