こんにちは
石巻市で心理カウンセリングをしております。
となりのカウンセリング石巻の佐々木です
職場で人と話すたびに、なんだか緊張してしまう…。
うまく話せなかったことを帰り道に思い出して、「変なこと言ってないかな…」って何度も自分を責めてしまう。
そんな風に人との会話を気にしすぎて毎日ぐったりしてしまうというご相談を良くいただきます。
特に20代後半になると、上司にも部下にも気を配らなきゃいけなかったり、職場の空気を読んで振る舞わなきゃいけなかったり…
まるで「団子三兄弟の真ん中」にいるような気分になりますよね
そんな毎日が続くと、心も体も疲れてしまいます
でも大丈夫
そんな人にもちゃんと理由があって、向き合い方もあるんです
「自分は人見知りなだけ」
「内気なだけ」
と思っている人もいますが、もしかしたら対人恐怖症の可能性もあります。
対人恐怖症は対人場面で極端な緊張や不安が続く状態です。
人と関わることに強いプレッシャーを感じたり、「どう思われるか」が常に頭の中にあったりして、無意識に心も体も緊張しっぱなしになるのです。
汗をかく
声が震える
顔が赤くなる
視線を合わせられない
言葉が出てこない
など、身体症状として現れることも多いのが特徴です。
「ちゃんと話さなきゃ」と思えば思うほど、余計にうまくいかなくなってしまう…
そんなループに入ってしまうこともよくあります。
これは「性格のせい」でも「甘え」でもありません。
むしろ、人に優しくあろうとする繊細さが背景にあることがほとんどです
だからこそ、まずは「こんな自分じゃダメだ」と責めずに、「そう感じる自分もいるんだな」と受け止めることが第一歩になります
そもそもなぜ気を遣うのかというと、過去の経験が影響しているからです。
例えば、
子どもの頃、意見を否定されたり笑われた経験がある。
クラスや職場で無視されたり、浮いたことがある。
「もっとちゃんとして」「空気を読んで」と言われ続けた。
などの経験がある場合、「自分のままでは受け入れられない」という思い込みを作ってしまいます。
それがいつの間にか、「人にどう思われるか」が怖くなり、人前で緊張するようになるのです
また、完璧主義や真面目過ぎる人は自分に厳しいタイプが多い傾向です。
例えば、
「ちゃんと話さなきゃ」
「失敗しちゃいけない」
「相手を嫌な気持ちにさせちゃいけない」
など
でも実はこれ、他人に優しい証拠でもあるんです
でもその優しさが、自分自身を苦しめてしまうこともあるんですね
そして我慢強く、感情を押し込めるクセが強い人も、相手に合わせることばかりで疲れやす傾向に
でもそのうち、「人と関わることそのもの」が怖くなってしまうのです。
大切なのは「今のあなたには理由がある」と知ること
他人に気を使いすぎることは、勝手になったものではありません。
ちゃんと理由があるし、あなたなりにずっとがんばってきた結果なんです
だからこそ、少しずつでいいので、
「そんなふうに感じてもいいよ」
「そうやって守ってきたんだね」
と、自分の心に寄り添ってあげると、少し心が軽くなりますよ
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