今回の北海道大地震において、実家と揉めに揉めた。なにせ通夜の前日に地震発生で、千歳壊滅という非常事態。
私はとっとと千歳は諦めて、旭川なり帯広なり、道路が大丈夫そうならば函館に向かって、とにかく本州のどこでもいいからたどり着けと主張したわけである。
信号機が止まっていたってどうにかなるのは、経験済みなので。
実戦経験の無い皆様方は、信号が動いていないから危ないとか、ガソリンがないとか(後で聞いたらタンク半量あったらしい、走れるじゃん)、とにかく動かない言い訳しかしない。
挙げ句無駄に千歳再開の当日、千歳に押っ取り刀で駆けつけてチケットを取ろうとする。いや、泊まり込みの連中に全て押さえられているっていう、単純な真理がどうしてこの人達にはわからないのだろう。
船は動いていたのだから、最適解はおそらく函館に向かって青森に渡ることだったと思われる(ただなぁ、道路状況がわからなかったので函館行きは強く主張できなかった。噴火湾沿いを行くのはリスクが高いと思ったし)。それが、おそらく最速だったと思われる.。
無駄に千歳に行ったことを聞き、「来たいなら初めからそう言えよ」と諦観していた人間も逆の意味でキレる。
・・・・・・だから私は、リスクを取ってでも動けと最初から言ったじゃん・・・・・・・・・。
却下したのは、あんたらだろうよ・・・・・・・・・・・・。
動かないで後悔するっていう、最悪のパターンじゃん・・・・・・・。
ところが、ここからがIT業界の人間の凄いところ。
キャンセル待ちが午前0時で切り替わるタイミングで(初めて知った)強引にチケットを押さえてしまう。スマホでそんなことするの私には無理。パソコン無いと。
ちなみに私は発熱で倒れてその間爆睡中。千歳のキャンセル待ちは取るの不可能だと思っていたので、完全に諦めモード。どう考えてもタイムリミットは過ぎていると思っていた。
朝起きると、「羽田まで迎えに行くので、あとよろ」の伝言が。
(゚∇゚ ;)エッ!?
チケット取れたの、マジ??
そんなこんなで、どうにか出棺までにはギリギリ間に合った次第。
今回のことで情報戦はどうやっても勝てないことを知ってはいたものの、情報リテラシーの差は大きいなぁと改めて痛感。
飛行機を使うのが札幌に帰るとき以外にほとんど無くなってしまったのでキャンセル待ちとかいう発想がすでに無くなってしまっている人間と、羽田からバンバン飛行機で出かけている人間の差だなぁと。
細い生きているラインにリスクを取って賭けるか、太い動脈が回復するのを待ってそれに賭けるか。
どちらの判断が適切であったか難しいのだけれども、千歳が自衛隊の基地を兼ねているのだから復旧は相当早いはずだという読みは鋭かったかもしれない。
それでも私ならば函館に向かって(自分ならば一番リスクが高くとも複数の手段--飛行機と船--のある道を選ぶ)、千歳再開の時点では本州に上陸しているという道を選んだと思う。
とにかくてんやわんやの大騒ぎでしたが、全て結果オーライという素晴らしい展開になりました。
追記
親父「電気が全くなく、天の川が綺麗に見える光景なんて想像できないだろう?」
「いえ、嫌というほどよく想像できますが、何か」
追記の追記
主要交差点の信号機に自家発電装置がついているのは、全国的なことではないらしい。宮城県の主要交差点の信号機に自家発電装置がついているのは、宮城県沖地震への対策の一環だったのだろうか。
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