中学地理の時差問題が解けないという子達に共通しているのは、
東経同士ならば引く
東経と西経ならば足す
と意味もわからずに機械的に覚えれば解けると思っているから。
おかげで足すのか引くのかわからなくなったり、逆に日本以外が基準になるとパニックに陥る。
今日教えた子も同様で、足すのか引くのかわからなくなり、闇雲に数字を動かすだけ。
混乱するのならば、とにかくロンドンを全ての基準にすればいいのである。GMT(グリニッジ標準時)って言うぐらいなんだから。
ロンドンを数直線の0地点とみて、東経はプラスの世界。日本は常に+9にいる。そして、この数直線は12までしか無い。
同様に西経がマイナスの世界。こちらはー12までしかない。
こういう特殊な数直線上で、+9に位置する日本との(時間的)距離を考えればいいのである。
そうすれば、足すのか引くのか迷う必要がなくなる。作業としてはロンドンとの時差だけを出して、数直線上に落とし込めば良い。あとは、数直線を見れば、正負の数さえ理解できていれば解ける(正負の数もわかっていないと言われると、さすがに高校受験するんですかという話になる)。
もちろんこれだけでは日本が基準ではないとか、フライト時間を考慮に入れるような問題は解けないが、それでも現実問題宮城県の入試問題に出てくるレベルを考えれば、入試で時差問題は解けるようになる可能性が極めて高い。
闇雲に数字をただいじくるのではなく、状況を図に落とし込んでみるというそれだけのことで解決するものもあるのである。
追記
15度で1時間の時差を理解させるのに苦労をしたのは、ここだけの話だ。
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