センター数学を今年も私が担当しているわけであるが、これまでの勉強をどのようにやってきたのかの差がはっきりとして、見ていて面白い。
いろいろとシステムはあるのだろうけれども、わからないところをわかるところまで突き詰めるという作業が映像指導で勉強をしてきた子は出来ていない。
質問をする。質問をされる。あえて嘘をつかれて考えさせられる。
生身の人間の指導でなければ、こういう訓練ややりとりが出来ない。
その差が露骨に出ているなぁというのが、私の現時点での認識である。
センター試験を受けなければならないのに、例えば三角関数の合成がわからないまま放置してきたというのは非常に不味い。
うちで苦労をしてきた子達は、試行錯誤しながら解答にたどり着こうという執念がある。この点は非常に大きな収穫。去年1年間、各講師が苛めてきた成果が見受けられる。ヒントを与えてやると突破口を見つけるし。
逆に映像授業の良さはなんといってもトップ講師の授業が聞けるということ。しかも、相対的に値段は安い。最近ではネットを使って自宅でも受講できる。
私も代ゼミがなければ、今のように数学が解けるようにはなってはいない(文系数学を文字通り1年間で片をつけたので)。
ただそれでも、受験前とかに過去問を解いていて質問が出来る環境があればなぁとは思ったのは事実である。
トップ校の(ポテンシャル的に)上位層以外の子が、果たして映像授業だけで全てをまかなっていけるのかについては、私は正直に言うと懐疑的な人間である。そしてリアルの授業であっても、集団指導で特に数学と英語が伸びていない子は、個別指導にさっさと切り替える方がベターな結果を生むであろうと私は考えている。
質問をする、される。生徒の弱点をどれだけ把握するのか。
大学入試レベルを戦えるだけの力のない子の成績を上げるためには、一方通行の授業だけでは難しいのである。
つまり何が言いたいかというと、なんでさっさと去年来なかったのよ
追記
いえ、私も立場上「映像授業できちんとやれるのならば、そちらの方が安いですからねぇ」と言ったので、責任の半分は私にもあるんです、はい。
「いやぁ、うちに来ないと駄目ですよ」と私は言わないので。
ここまで重症だとは思わなかった・・・・・・・・・・。
状態確認だけはしておくべきだったと、切実に反省している。
2018年度 生徒募集要項
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弱者のための個別指導 寺子屋ふじかわ
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