切実な現実 | エガオヲミセテよ@「弱者のための個別指導」寺子屋ふじかわ

エガオヲミセテよ@「弱者のための個別指導」寺子屋ふじかわ

弱者のための個別指導:寺子屋ふじかわ&宮城仙台杜の都のプロ家庭教師☆藤川先生。
仙台市若林区河原町で「個別指導塾」を寺子屋をやっているプロ家庭教師の藤川が、日々の徒然を書くためのblog。
長町中、五橋中や台原中、みどり台中などから来ていただいています。

面談を開始したのだが、とにかくこの震災の影響で先が見えない状況に皆が追い込まれている。それは、私も同じ。


いつものことだけれども、基本的に面談をするときには何が何でもうちで契約をしてもらおうという姿勢では臨んでいない。どちらかというと、結構業者さんとかも紹介している。東北大の学生課とか。ただ、そのときに必ずメリットとデメリットをきちんと言うことにしている。すべてをクリアするものは、この世にはまず存在しない。あるのであれば、私がまず見てみたい。ちなみにうちの最大のデメリットは、間違いなく費用。やっている内容からすれば安いと思うけれども、絶対額が相場より高いのは事実。


もちろん、私の知る限り「絶対にここはやめた方が良い」というものもあり、そういう所を検討対象とされておられる方には「そこは・・・」と言っている。あえてどことは言わないが、まぁ有名企業とか教材屋さんとか。


うちは基本的に戦略目標を設定して、それに向けてどうするかという方向で物事を考えていく。


戦略目的がはっきりとしていなくて、なおかつ予算がタイトということになると、どういうアドバイスをしたとしても結論は出ない。なぜならば、手段とは目的があって初めて決定するのであって、「手段のためには目的を選ばない」というのは、極めて例外的な状況でしか発生しないからである(もちろん、グリフォンを使ってイングラムとの決着を目指すのは、「目的」なのであって「手段」ではない。データをとるというのは、「方便」というのであるー何を言っているかわからない人は、わからなくて良い)。


しかも、現在仙台には東北大の学生・院生がほとんどいない。例えば家庭教師を探してやりたくても、それすらままならない。おそらく、その辺の事情はどこの家庭教師業者でも同じ。いないものは、どうにもならない。


うちも在仙の戦力だけで対応しているが、本格的に震災前と同じレベルで動かせるのは、どう考えてもGW以降が最速である。