想定を下回る定期テストの結果を聞いて、非常に困惑している子がいる(本人に向かってそう言ったのだ)。
水の電気分解で発生する気体を陽極と陰極を逆にしたものだから、大問丸ごとほとんど×という最悪の結果に。
これを間違いさえしなければ、想定の範囲内(下限)にはきちんと入っていたのに。
ただなぁ・・・・・・中学2年生の定期テストに
①鉄を酸化させて四酸化三鉄を作る化学反応式を書かせる。
②ブタンの燃焼反応の化学反応式を書かせる。
③酸素と水素の原子量を与えずに、水の電気分解で発生した期待の質量比を求めさせる。
等、相変らず教科書無視の非常識出題がならぶのはいかがなものか。
これでは完全にノーミスでいったとしても、教科書を使って勉強している人間は90点を割る計算になる。
とるべきものを落としていたのでその点については情状酌量の余地はないのだが、この出題のされかたをして、結果内申点を低く付けられるというのは非常に釈然としないものがある。どう考えても他の学校ならば、評定がいくつか上がるものがある。
もちろんそれで高得点を取る子がいることはわかっているが、そういうことは私立ならば許されるのであって、公立ならば、少なくともどんなに意地の悪い問題であったとしても、教科書と副教材の範囲内で問題を作るべきではないのか。
これはさすがに正攻法で戦うのでは無理だと判断したので、近日別のテキストを入手することにした。
まぁ、いろいろと話には聞いていたが、実際に目の前で繰り広げられる信じがたい光景を見ると、この学校はお薦めできないと言っていた某氏の発言に、全面的な賛意を表さざるを得ない。
こりゃ、一か八か当日点勝負に持ち込むしかなくなってきたなぁ。内申点通りの志望校にするのは、この子のおつむのレベルを考えるともったいなさ過ぎる。
寺子屋ふじかわ
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