文部科学省の必修単位の設定が根本的に間違っていると。
社会を三教科(世界史+日本史or地理+現代社会or政経・倫理)もやれと言うのが、すべての元凶なのだ。必ず受験で一つはいらなくなる。こんな無駄をしたいとは、誰も思わない。ついでに言えば、人間が覚えられるのには限りがある。ただ、詰め込みをやればいいと言うのであれば、いったい「ゆとり教育」のお題目は何だったのか。しかも数学は一教科(数Ⅰ又は数学基礎)で良いという。
社会の必修を2つにして(ついでに、世界史必修を選択制にすべきである。さらに2単位の現代社会であるのに、政経は倫理と抱き合わせで4単位やらねばならないなどという馬鹿げた制度もやめるべきである)、数学をきちんと数Ⅱまでやるようにすればよいのである。これで、問題は解決する。
あきらかに教育行政の不合理のツケを現場が払わせられてきただけの事件だと、何故、誰も言わない。