【ニューマーケット(英国)25日=岡本光男】
29日のキングジョージ6世&クイーンエリザベスDS(G1、芝2400メートル=アスコット競馬場)に出走するハーツクライ(牡5、栗東・橋口)に朗報が届いた。主戦のルメール騎手(27)は12日のレース中にくるぶしを骨折し騎乗を休んでいたが、27日のシャンティ開催からの騎乗再開が決定。「最後が坂のアスコットのようなコースにハーツは強い。能力的にも僕は大きな自信を持っているよ。3、4番手ぐらいから競馬がしたいな」と自信のコメントを発表した。
6月のサンクルー大賞では、最大のライバルと見られるハリケーンランを、プライドに騎乗し破った。それだけに「ハリケーンランの仕掛けどころを分かっているよ」と力強い。
とりあえず、ここで勝たなくてはディープを凱旋門賞で返り討ちに出来ない(希望的観測だという突っ込みは無しの方向で)。