基本的に、大学受験組は秋からは過去問&予想問題オンリー。
そこで、最後に必要な応用力をつけていく。
裏を返すと、その時点までに相応の基礎が出来ていないと、以後が辛い。
なので、現在目先の点数よりも語彙力強化に特化している生徒さんもいれば、とにかくまずモチベーションを上げることを最優先にしなければならない生徒さんもいる。ただ、一番マズイのは「出来る」と錯覚している生徒さん。なまじ去年の成績が良かったので、実戦レベルの問題に手も足も出ない現状にとまどっている(無水酢酸の構造式の書き方を教えてもらっていない時点でマズイのだが)。勉強とは本来自分に何が必要なのかを見極め、そのために何をどの様な手段で勉強するのが最も適当なのかを自分で考えてやるものなのだが、それを考えるということを今の学校はさせない。与えられたエサ(勉強)を待つという姿勢が染み付いている限り、絶望的な状況からはい上がることは出来ない。自分の頭で考えて突破していかなければ、教える側の想定以上のことは出来ない。
高校受験組は、夏休み終了までにどれだけ教科書を終わらせることが出来るか。あと一息、壁を突破できれば伸びる可能性を秘めた子もいれば、相変らず情緒不安定に苦しんでいる子もいる。それでも、ようやく少し勉強が出来るようになってきたので、これからどこまで頑張れるか。正直、ほぼ十ヶ月。ご両親も本人も、そして藤川も長い日々だった(まだ現在進行形だが)。あぁ、そういえば、能力は一番高いのに怠けているアンポンタンがいたがどうしてくれようか。
今年の秋以降のスケジュールを考えると、8月中には公立高校の予想問題を完成させておかねばならない。いい加減、問題作成と予想に着手しなくては。
今年は、上は東北大学、下は東北学院大の予定なので、あとはその中にいくつ大学が入ってくるか。
出来ることならば6校ぐらいで収まって欲しいのだが・・・・・・・・。