シン・ゴジラ@私見 | スパイエニャ

スパイエニャ

スパイエアのライブに2日連続で行き
その気になってしまい妻とコピーバンド結成!
わたしはギター!
妻はドラム!のはずがピアノを始めたらしい。

話題作なのと、やはりヱヴァンゲリヲンの庵野さんが監督なので気になり、映画を観ました。足りなくて2回観ました。

それでも足りない、のが感想です。
色々な記事やコメントも見ました。

でも自分の中での感動や衝撃や現実を納得するのは、やはり自分自身でしかなく、答えを見つけられそうで見つけられない、そんなところが庵野さんなのかもしれません。

でも思うのは、わたしが生まれる前に始まったゴジラですから、原案者はすごいなと。

現代における人智を越えた恐怖のひとつが原子力です。すでに東日本大震災で被災した福島の原発は知り得る情報だけでも人智を越えた災害であり、作ったのは人だけど、人が制御できるのか疑問ですし、正直なところ疑問ではなく私の生きている間の完了はないでしょう。

いちばんこわいのは、ひと。

そうかもしれません。

それを産み出した人のすごさもわかります、そしてそれを推し進める利権なども分かります。

では実際に「こと」が起きたときは、作ったひと、推し進めたひと、ではない人たちが最善をつくし何がよいかを模索しながら進むのです。

作ったひと、推し進めるひとじゃなければ、やはりルールから答えをだしていきます。

これが大変!


たったひとりの権限に委ねられているようで実は決断までのプロセスがたくさんある。

平常時のありえることなら問題ないでしょう。独裁でさない日本らしい、グローバルで考えると気を使いすぎるほど色々な意見を聞いて良くも悪くも答えをだしていく。


これが想定外の場合、決断までの時間がひとの命を左右します。


そんな時に今の日本がどう動くのか?を問いかけつつ、実際はどうする?という問いかけを役人、一般人に投げかけているなと私は思いました。




率直な感想だとゴジラは現実に出なそうですが、原発事故は起きました。未知の惨劇と今の日本は対峙していると思います。



わたしは強い思想はありません。
自然災害を除くと、戦争は知らないので、原発事故がはじめての恐怖なのかもしれません。

だから他の原発を停めろとか、再稼働とか、大事なことですが、今ある福島の現場を、なんとかしろよと思います。

お前が除染してこいよ……ですかね。


私見なので、誰かとすりあわせる気もないし、でもなんで発信するのかと自分自身があやふやですが、そんなことを考えさせてくれたのが映画なんだなと。


ひとはひとりじゃ生きていけませんが、たにんごとだから生きていけることもあるなと。

すべてのシチュエーションで当事者になったときにどう動くのか?動けるのか?


逃げる、戦う、守る……動ける自分でありたいなと思います。

たくさん流れるニュース、殺人や事故、ストーカーや虐待、被害者にとってきっと加害者はゴジラなんでしょう。恐怖の象徴なのでしょう。



加害者は加害者になるべく、まわりのひとや環境が作り上げ、被害者は被害者になるべく、まわりのひとや環境が作り上げてる感じのコメントをよく見かけますが、なんだか切ないなと思います。
そんなわたしは加害者にならないよう、被害者にならないよう、ちいさな反省を繰り返しながら、ちいさな楽しみを繰り返しています。

シン・ゴジラ、日本というお題から、わたしというひとりの人間の感想にスケールダウンしましたが( ̄▽ ̄;)笑


なぜ福島の原発を石棺しないのか……ほかの方法が!でなく、なぜ石棺しないのかを知りたい。
金の問題ではないのだけはわかる。

利権なのかな?人命軽視しすぎだね。


でも今も変わらずの対応をしているってことは、民意も低いんだろうなとか。

本当の恐怖を目の前にすると、恐怖と感じず、たにんごとになるのかもしれない。。。



私見でございました。


不快におもうかたおりましたら、ごめんなさい。