その頃はトレーラーで仕事していたので、午前中に太平洋側で、そのまま夜中に日本海側という日がありました。
2月ころが一番ヤバヤバでした。
夜中に出発して朝方に太平洋側の工場につきます。雪などまったくなく、運転席は日射しで暑いので、エアコンONです。
そこから内陸の地元にもどると、道路は乾いていますが、道路脇には寝雪が残ってます。
荷物を積んで日本海側へ出発!
県境手前に湖があります。ここが激やばです!
雪が降ればまだ良いのですが、降らないと寒いだけ&強風‼道路は完全アイスバーン‼
雪道はスタッドレスタイヤで大丈夫ですが、アイスバーンはチェーンじゃないと無理。
マイナス4度くらいですね、体感で一番寒い((( ;゚Д゚)))
日本海側にでると圧雪で、わだちが固まるので、車線変更や狭い道でのスレ違いが大変です。
工場で荷物を降ろして、近くのラーメン屋で温かいラーメンなどを食べて、再度地元へ向けての出発!
朝4時ころに、また湖のところに差し掛かります。
道路が景色を反射して、真っ暗な時間なのに明るさを感じます。
これがワナです(/-\*)笑
ミラーバーンと言って、道路が凍って、さらに水分が追加されて、まさに鏡です。
チェーンしてても、なかなか止まれません。きつい登りの途中で止まると、ブレーキ全開で踏んでもバックしていきます((( ;゚Д゚)))
トラック運転手は分かってるので、坂道は、途中で止まらないように考えながら走ります。
時速30kmほどなのに、信号が赤に替わるのを確認するのが50m手前だと、止まれないかも!と思いながらじんわりブレーキです。
やっとの思いで止まり、運転席から、真下の地面を見ると、自分がぼんやりとですが道路に写り込んでるのか分かります。ミラーバーンです。
そんなときは気温はマイナス16℃くらいでした。
表に降りると意外に寒くはないんですよね、その気温になると無風だからかもしれません。
チェーンをしないで、トレーラーで、ミラーバーンを走行すると、大きな交差点だと、青信号になり発進!
タイヤが空回りでなかなか前に進みません。
ゆっく~り操作して、タイヤを転がして、交差点を通過する前に、赤信号になってたりします!
途中で止まれないし、止まっても道をふさぐだけだしね。乗用車にクラクション鳴らされても、うるせーわ、これが限界の安全運転だわ、となるので、多少のことでは動揺しなくなるんですよね。
ぶつかって、命に関わるのは乗用車のほうですからね。
仕事で、自分の意思で乗って、お給料もらうので、命懸けなんだよーとか、じゃお前が乗ってみろよとかはわたしは思いませんでしたが、下手すぎる乗用車の人には頭にきましたね。
そんなわけで、雨道も、雪道も、さらにはアイスバーンやミラーバーンの時のトレーラーは、本当に危ないので、近寄らず、乗用車は、安全なところで、抜き去っていってほしいなと思います。
トレーラー乗っていたときに教わったことで、
窓を少しあけて音を聞きます。
シャーと聞こえたら、濡れてる路面。
音がしなくなったら、アイスバーンで凍ってます。
音がしなくて、光を綺麗に反射したらミラーバーンです。
橋の上はマイナス2度だとおもえ。
普通路で0℃だと、橋の上は-2度だから凍っている。
これは、トレーラー乗らなくなっても、安全運転の基準になりました♪
雪国での思い出でした(/-\*)
おしまい
