新しい相棒は冴えないロートル、でもタダ者じゃない
捜査共助課見当たり捜査班出身──
渋谷署に分駐所を置く警視庁第二機動捜査隊所属の高丸。
公務中に負傷した同僚にかわり、高丸の相棒として新たに着任したのは、
白髪頭で風采のあがらない定年間際の男・縞長だった。
しょぼくれた相棒に心の中で意気消沈する高丸だが、
実は、そんな縞長が以前にいた部署は捜査共助課見当たり捜査班、
独特の能力と実力を求められる専門家集団だった……。
「機捜235」の高丸と縞長が発見した爆弾テロ犯・内田が建築現場に立てこもった。
内田は逃走途中で何者かと会い、爆発物入りらしいリュックを渡していた。
彼らの目的はいったい何なのか?
身柄を確保された内田の取り調べが始まるが……。
一方、事件前の内田の足取りを追う高丸と縞長は、意外な人物との接点に辿り着く。
機動捜査隊出身・高丸と見当たり捜査の天才(だが見た目はくたびれた中年)・縞長の異色バディによる大人気シリーズ第2弾!
警察小説でありながら 清々しい気持ちになる
作者のインタビュー記事では 読んだ後 面白かったと 全部忘れるのが理想と
言っていた
隠蔽捜査シリーズも面白かったが
この機装シリーズも 無茶苦茶 面白い
いい気分転換になりました

