高校時代の万引事件のためエリート家庭から落ちこぼれた菊男は、ガード下の靴修理店の老夫婦のもとに入りびたっていた。そんなある日、ふとしたきっかけから、菊男は謹厳な祖父や、一流ビジネスマンの父のもうひとつの姿を知ってしまう。人間の本質と家族のあり方を追求して話題を呼んだ名作ドラマの小説化。
昭和52年木下恵介の名作ドラマ なんか懐かしいですね
向田邦子の脚本 ほんとに昭和感溢れています。
根津甚八、いしだあゆみ、志村喬、木村功、加藤治子、大滝秀治、市原悦子、赤木春恵、藤田弓子
懐かしい俳優さんの面々を想像しながら 読みました
解説した 藤田弓子が秀逸
向田邦子さんがもう書いてくれないので この国のドラマはレベルが落ちていく一方だ
薄っぺらな登場人物が下品なセリフをただペラペラしゃべるだけ
だから何というドラマばかり
向田邦子さんが書き続けて下さったら
この国の人たちは モット深くものが見えたり 考えたりすることができたのではと思う
もっと賢いやさしい人が増えたのではと思う
同感ですね 再放送があれば 観たいです。
