読書日記 鈍色幻視行 | 東大阪市 弥刀 大蓮 美容室R-cubic  パーマ 手入れの楽なカット

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恩田陸の新たなる代表作。

『鈍色』『夜』の二冊が組み合わさったところに、
物語から物語が生まれるという著者の小説作法が凝縮されている。
松浦寿輝氏(「すばる」8月号)

贅沢と言えばこれほど贅沢な本もない。
大森望氏(「週刊新潮」6/15号)

面白いし危険だ。これはえらいものを読んでしまった。
鴻巣友季子氏(「すばる」7月号)

謎と秘密を乗せて、今、長い航海が始まる。
撮影中の事故により三たび映像化が頓挫した“呪われた”小説『夜果つるところ』と、その著者・飯合梓の謎を追う小説家の蕗谷梢は、関係者が一堂に会するクルーズ旅行に夫・雅春とともに参加した。船上では、映画監督の角替、映画プロデューサーの進藤、編集者の島崎、漫画家ユニット・真鍋姉妹など、『夜~』にひとかたならぬ思いを持つ面々が、梢の取材に応えて語り出す。次々と現れる新事実と新解釈。旅の半ば、『夜~』を読み返した梢は、ある違和感を覚えて――

 

読書の秋といいますが 秋がなかったので 読書の冬(笑)に

大作(700ページ弱)に挑戦しました。プロットに感心します。

小説にまつわる関係者との会話ばかりの小説でした。

その小説もほぼ同時に刊行するというプロット

旅行中に何が起きたわけではなく 人々の心模様が会話の中で

事実らしきものが 起き上がってくるというストーリーです。

これは好みが分かれると思います。

しかしながら 飽きずに読ませる 筆力は さすがの恩田陸です。

「夜果つるところ」も購入していますが

ちょっと軽いものを 間に挟んで読みたいと思います。