中でも引き込まれるのは、著者の祖父の思い出が描かれた「七色とんがらし」、皆の心の中に共通する微妙な感情を代弁してくれるような「なんだ・こりゃ」、一見しただけでは分からない、その人に潜む感情を見事に言い当てた「普通の人」など。
本書の著者の語り口はまさに、口にした瞬間は辛さを感じないけれど、後からじわじわ効いてくる七色とんがらしのよう。折に触れて読み返したくなる、人生のスパイスのような一冊です。
大晦日に 洗車に 出している間の1時間 近くもブックオフを見かけ
数冊購入した中の 大好きな向田邦子のエッセイ
落語のような テンポの良い 作品集
彼女ならではの 人間観察に 驚きながらも
スタンプのみの 言葉のやり取りを
するようになったし どんどん言葉が軽くなる世相
こういうエッセイの 言葉のやり取りの楽しみを知らないのは
寂しいと思う
あっ 遅くなりましたが あけましておめでとうございます
本年もよろしくお願いします
恒例の 神社の祈祷を受けての 初営業です
ことしの目標は
「言葉を修める」です。
良き言葉を話す幸せを 感じたいです。
