読書日記 漆の実のみのる国 藤沢周平が最後に書き上げた米沢藩と上杉鷹山とは。 バブル経済崩壊後の不況下、改革・再建に名を借りた企業のリストラが進んだ。鷹山はその先達として、もてはやされブームとなった。 そんな風潮が続く中、鷹山伝説の真実を明らかにすべく、著したのが本作である。 「天よ、いつまでわれらをくるしめるつもりですか」そこには、鷹山と執政たちの無私の心と苦悩があった。 政治家に寄贈したい 今のコロナ禍をつくったのは 政治家の決断力不足 分科会の選択ミス 人災です