は誰でも心の底に、さまざまなかなしみを抱きながら生きている。病や老いだけでなく、ほんの小さなことや、時には愛するがためのかなしさもある。今、大切なことは「生きるかなしさ」に目を向け、人間のはかなさ、無力を知ることではないだろうか。「生きるかなしみ」と真摯に直面し、人生の幅と厚みを増した先人達の諸相を読む。
人間の本質は悲しみであるとは
誰かが言っておりました。その悲しみを慈しむことが
慈悲というそうです。
この本は 山田太一氏の編である
しかし彼の 「断念するということ」を読むだけでも
価値はあると思う
SNSの普及で 他人の私生活を覗く事になった現代社会
きらびやかな一面の片側にあるかなしみに目を向けたい
そうすれば もっと落ち着いた地に足のついた人生を
送れるのではないかな?
